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テーマ:イタ車 万歳!(626)
もう10日間も雨模様のトリノ。
昨日はヴィルレ・ピエモンテでFIAT500のミーティングがあった。 せっかくのミーティングなのに、雨 去年は20台くらい集まったミーティング。今年は雨だからもっと少ないんだろうなぁ、と思っていたけど、全部で36台集まった。 中でも一番目を引いたのは、これ↓ 500リムジン。 2台の500を切って貼ったもの。 この500リムジンに対する他のチンクエチェンティスタの意見は賛否両論。 切って貼って屋根の部分を平らにしたタイプのリムジンは人気があるけど、このコブが2つのリムジンは反則だろうという意見が結構多い。 私も正直言って2コブリムジンは好きじゃない。でもさ、人それぞれに好みがあるわけで、オーナーがそれに満足していればそれで良いんじゃないかなと思うんだ。 カスタマイズは、それぞれの自己満足だからね。 皆さんはこの500リムジン、どう思いますかー? 雨の中、皆で周辺の町々を走る。 途中、オザスコの名物・水車の前を通り、カリニャーノの牧場でアペリティーヴォ。 自家製牛乳やヨーグルト、アイス、チーズを売っている牧場なので、アペリティーヴォと一緒に出てきたのは当然チーズベースのものばかり。 モッツァレッラ製造風景見学やチーズ販売所もチンクエチェンティスティで賑わっていた。 うちの子供は牛たちを見て大喜び。 子供の幼稚園のこの春のテーマは牧場で、遠足は牧場だったし、その後にも牧場に動物たちに餌を与える風景を見学しに行っている。幼稚園での作業も、何かと牧場をテーマにしたものが多い。 かなり得意気に、「ママー、あれはヴィテッロって言うんだよ。あのヴィテッロが今食べてるのがマンジーメで中にフィエノとかが入ってるの」と、普通の日本人が聞いたら絶対分からないイタロ日本語で説明していた。 牛に夢中だった子供だけど、食べ物を見たら即座にそちらに走る・・・。 大好きなチーズを食べまくり・・・私がモッツァレッラを造っているところを見学しに行こうよと言ってもテーブルの前から動かない。チーズ買いに行こうと行っても動かない・・・。 結局他の人たちと話している夫に、子供のことを見るよう頼み、私はチーズを買いに行った。 この地方のチーズといえば、なんと言ってもトーマ。 見たことも聞いたこともない、トーマ・フレスカ(フレッシュトーマ)というのを買ってみた。 食べてみたら、要するに、発酵させる前の状態の、塩水につけただけのトーマ。 何か、ちょっと周りが塩っぽいプリモサーレみたいな感じ。 1キロあたり7ユーロなら安いから良いけど・・・全然トーマって感じがしない。トーマはやっぱり発酵させるからこそ美味しいんだな。 せっかくだから牛乳も買いたかったけど、ペットボトルがないと売れないとのことで断念。ヨーグルトを500g買ってきた。今日食べてみよう。楽しみだな ヴィルレに戻ってきて、その昔、この土地を治めていた伯爵が暮らしていたお屋敷の前の特設テントでランチ。 写真は私の席から撮ったもの。 木が邪魔だね・・・。 4時前にコーヒーでランチが終わり、すぐにその場で表彰に入る。 このヴィルレ・ピエモンテの500ミーティングは、毎年ヴィルレのプロロコ(町内会みたいなもの)とFIAT500クラブイタリアのピネローロ支部とが一緒に開催しているもの。 表彰する内容は、プロロコと支部の代表が一緒になって決めるものなんだけど、今年の表彰内容は以下の通りだった。 朝一番最初に来た500 一番遅くに来た500 一番若い参加者 一番高齢の参加者 一番若い参加者は、生後2週間の男の子。 生後2週間の赤ちゃんを連れて参加する両親・・・すごいよね。 一番高齢な参加者は、85歳のおじいさんとおばあさん夫婦。とても素敵なDに乗っていた。 特別賞は「シューマッハ」の愛称で親しまれている、おじいさん。 朝早めにやって来て、500を飾り付け・・・スピーカーも取り付けて、音楽をかけてミーティングを盛り上げる名物おじいさん。 もうひとつの特別賞は、プロロコからミーティングを開催したクラブイタリアの支部の代表へ。 「せっかくもらった賞だけど、小さな未来のチンクエチェンティスタにこの賞をあげたい」と、うちの子供に賞をくれた。 トロフィーをもらって大喜びの子供。 その後、参加してくれた子供たちに、と、500のミニカーまでもらって、かなりご満悦。 次のミーティングは多分、6月2日祭日のバニョーロ・ピエモンテのミーティングかな・・・。 天気予報は2日まで雨なんだけど・・・何とか晴れて欲しい・・・。 子供とテルテル坊主でも作ってみようか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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