補強が完了した
例年になく大型補強といえるのではないでしょうか。中日からFAの中村選手を獲得し,外国人投手2人を獲得しました。一人はメジャーリーガー,ヤンキースのダレル・ラズナー投手。もう一人はフィリーズ傘下の3Aからマット・チルダース投手。ラズナー投手は29歳,チルダース投手は27歳という若さです。外国人投手は日本の野球や生活への適応という問題はありますが,期待値は高いですね。先発と抑えで活躍してくれれば,クライマックスシリーズ出場がぐんと近くなります。中村選手は,「残りわずかな野球人生でもう一度挑戦する意味で、楽天にお世話になると決めた」「CSに出ることに全神経を集中して、野村さんを胴上げしたい。将来的には中日と日本シリーズで戦いたいです」と決意を語っております。実績は十分,近鉄時代のチームメートが多くいるということでやりやすいということはあるでしょう。後はチーム設立後に入団した若手選手との関係をどう築くか。ヘンな派閥みたいものができなければ良いのですが。この補強により今の外国人選手の去就も気になるところです。特にホセ・フェルナンデスはどうなるんでしょうか。うーん,コレは気になるところです。さて,昨日の「スポルたん」に有銘投手と川岸投手が出演していました。有銘は緊張のせいか,面白トークがあまり出ませんでしたね。一方の川岸投手は今年の強力な武器となったシンカーについて,「野村(克則)コーチに右打者にも投げてみろ」と言われた秘話を披露。へぇ~,という感じでした。そういえば,昨日車でラジオを聞いていたら,岩隈投手と藤井捕手がトークショーみたいなのをやっていました。昨年,一番の思い出の試合は?と聞かれて岩隈投手は完封勝利となった「岩手・宮城内陸地震翌日の巨人戦」を上げていましたが,開幕直前のオープン戦で岩隈が好投した試合を上げていました。岩隈投手があの試合が強く印象に残っているのは知っていましたが,藤井選手の発言,これはちょっと意外でした。オープン戦はあまり調子が良くなかった岩隈投手でしたが,藤井選手はこの試合で手ごたえを感じたということなのでしょう。シーズンオフはこういう裏話を聞くことができるのが,楽しみですね~。