若手の更改が続く&岸の存在感
昨日に引き続き更改ネタ内田が現状維持の700万円森が50万円減の800万円安樂が100万円減の2,000万円3人とも今季は悔しいシーズンに終わりました。内田は右のスラッガーとしての期待がかかる選手。「来季はフタ桁打ちたい」と抱負を述べましたが,一軍に定着するためにはまず変化球を打てないといけないと思います。森は期待されながらなかなかブレイクしませんね。オフはDeNAの今永と自主トレをするみたいですが,今季フタ桁勝った売り出し中の同郷サウスポーからたくさん盗んでほしい。制球を磨いて来季こそローテ争いに加われるような活躍を期待したいと思います。そして,安樂。今年のオープン戦では「おおおお」と大活躍を予感させるピッチングを見せてくれましたが,開幕直前にまさかの肉離れ。「開幕直前の肉離れが全てだったんじゃないかと、球団にも言われましたし僕もそう思っています。4年目が勝負。来季ダメだったらダメだくらいの危機感がある」(ニッカン)いいじゃないですか。背水の陣。そのくらいの危機感で来季に臨めばきっと活路は見えてきましょう。3人の来季に期待です。来年の今頃は笑顔で大幅UPの更改となるよう祈ってます。さて,昨日の「スポルたん」では岸が取り上げられていました。いやー,なんかよかったですね。「ホームは特別な感じだった」と振り返った岸。自身の成績は8勝10敗と彼としては不本意な成績となりましたが,投手陣に与えた刺激は随分大きかったようです。則本にとってはようやく出てきたライバル。「競争力が高まり,学ぶこともたくさんあった」今年初のフタ桁を勝った美馬は,「常に自分のことを気にかけてくれた」「あんなにすごい岸さんに言われると心強かった」さらに肩を痛めながら投げていた松井裕には,「自分が本当に無理するところなのか考えるように」「自分のためにもチームのためにも慎重に判断して」「長引くことがチームにとってマイナスなのだから,最短で戻ってこれるように」というアドバイスをしたみたいです。岸は「松井もまだ若いのだから,大きなケガになってほしくない」と考えていたようです。さらにルーキーの藤平は,「岸さんがいなかったら,1年目ですごくスピードにこだわっていただろう」「岸さんが近くにいて,スピードじゃないって気付いた」「打者が想像してる球と違う球が来てるというのがわかった」ただの経験抱負な実績ある投手,という存在だけではなく,後輩たちをさまざまな面からサポートしていたんですね。岸は後輩たちを「友達」「仲間」と表現しましたが,彼の存在がこれからも投手陣全体の底上げにつながってくれればと思います。そして,若手投手たちは岸から多くのことを学んでほしい。最後に「Aクラスに入った,で終わりにしたくない」「優勝して,来てくれて良かった,と思われないと」「信頼される投手に成長したい」と語った岸。いや,もう十分に「来てくれて良かった」と思ってますよ。そして,来年はもっと「来てくれて良かった」と思いたい。もし、よろしかったら…クリックを。にほんブログ村