安樂は「復肩」できるか?
今年も肩の故障が癒えず,一軍で勝利を上げることはできませんでした。いい時の力強さが影を潜め,今後に不安を感じる内容。契約更改では20%減の1,600万円でサイン。悔しい更改となりました。「2年連続でケガをして悔しくて情けないシーズンだった。来年は(大卒の)同い年がプロに入ってくるので、しっかり成長した姿を見せたい」(スポニチ)鳴り物入りで入ってきた甲子園のヒーローも,22歳。そうか。来季は大卒の同級生と競わなければなりません。おそらく焦りもあるでしょう。オフは松坂と自主トレをやるそうです。来年1月下旬には松坂とともに自主トレを行う予定だ。「小さい頃から憧れの選手。一流の方なので、同じ空気を吸うだけでも違うと思う。私生活から全てが勉強」。同じ右肩痛から復活し今季6勝をマークするなど、カムバック賞に輝いたレジェンド右腕と練習を行い再浮上のヒントを得る。(スポニチ)なぜ,安樂と松坂が…?と思ったら,サンスポに答えが書いてありました。かつて、甲子園を剛球で沸かせた2人を結びつけたのが、与田前2軍投手コーチ(現中日監督)だ。なるほど。そうでしたか。さらに,こうありました。 安楽は「あこがれの選手と一緒に練習するだけで、何かが変わる。同じ空気を吸わせてもらうだけで、私生活でも勉強になる」と前を向いた。 右肘手術と右肩クリーニング手術を受けた経験のある松坂には、2月に治療院を紹介してもらった。今シーズン後には技術面のみならず、患部の可動域の悩みなどの相談にも乗ってくれた。 「あれだけの選手が真剣にアドバイスしてくださるのは、本当にありがたいです」と安楽。再び150キロ台の速球を取り戻すことを目標に掲げ、先発ローテーション入りを狙う。 与田コーチは,中日の監督になっちゃったけれど,いい置き土産をしてくれました。この自主トレで何かをつかんでくれればいいのですが。松坂も親身になってくれているようだし,本当にありがたいことです。超一流の投手が,一度は崖っぷちまで行って,そこから見事にカムバックした。こんなお手本はそういるものではありません。「復肩」した安樂を来季は見ることができるでしょうか。楽しみです。もし、よろしかったらクリックを…。にほんブログ村