歴代最強助っ人は誰でしょう
野球専門サイトのFull countにこんな記事が載っていました。題して,「ファンが選ぶ最強助っ人は?」これを12球団それぞれ取り上げるという趣向です。なかなか開幕が訪れずに“野球ロス”になっているファンの方々も多いだろう。そんなファンの人たちに少しでも“野球ロス”を埋めていただきたい,という思いがあるようです。野球ファンにとっては嬉しい企画ですね。やり方は編集部が選んだ投手と打者それぞれ4人にファンが投票するというもの。果たして,その結果は?投手で45%の得票を集めてトップだったのはフランク・ハーマン投手。米の超名門ハーバード大学を卒業したインテリ右腕で2017年に楽天に入団した。1年目から33ホールドをマークしてセットアッパーとして活躍。2年目には一時、クローザーも任されて18セーブ12ホールドをマークした。 昨季もセットアッパーとして50試合に登板して21ホールドを記録。ただ、外国人枠との兼ね合いもあって昨季限りで楽天を退団し、今季はロッテに加入した。ハーマンに次ぐ31%を集めたのはダレル・ラズナー氏。先発、中継ぎ双方で158試合に登板した。 野手でダントツの55%を得票したのはアンドリュー・ジョーンズ氏。メジャー通算2196試合、434本塁打の実績を提げて2013年に楽天へ。1年目に打率.243ながら出塁率.391、26本塁打の成績で楽天初のリーグ優勝、日本一に貢献した。2位の21%を集めたのはジョーンズと同じ2013年に加入し日本一に貢献したケーシー・マギー氏だった。…なるほど。まぁ,そうだろうな,という感じですね。というか,これ以外の結果になったらびっくりです。しかし,私は彼ら4人の次点として,次の打者2人を挙げたい。1人は,ホセ・フェルナンデス。創設期を支えた打の柱。西武から移籍した数少ない実績のあるホームランバッターです。期待されましたが,結局,2006,2007年の2シーズンは30本打てませんでした。キャリアとしては下降時期だったのでしょう。その後,西武,オリックスを経て,再度イーグルスに戻りましたが,かつての精彩はありませんでした。愛嬌のある笑顔で,今のウィーラーと似ているところがある,愛すべきキャラクターでした。エラーが多かったのも印象的でしたね。日本でのプレイが長かった選手で,ファンからの人気も高かったような気がします。今は何をしているのだろう,と気になって調べてみたら,2018年は阪神の駐米担当をしていたとのこと。日本球界とのつながりが残っていたのがちょっとうれしい。でも,今はどうしているか分かりません…。元気にしてくれていればいいのですが。もう1人はリック・ショート。2006年から2009年と4年にわたり在籍したクラッチヒッターですね。2006年から3年間は3割以上打つなど安定した成績を残しました。2008年は首位打者を獲得しました。ようやく首位打者を取る選手が出て,このときはとても嬉しかったことを覚えています。この人は何といっても人間性が素晴らしい。飯田が引退するシーズン,最終戦の最後の打席に飯田を立たせようと,その前の打順を打つリック・ショートが,飯田に「イイダサン,ガンバルカラ」と言ったのは有名。飯田は涙で返事ができなかったと言います。この人も忘れられない選手です。その他にも活躍してくれたり個性的な外国人選手がたくさんいました。いつか機会があれば,一人ひとりの思い出を振り返ってみたいと思います。もし、よろしかったらクリックを…。にほんブログ村