泥沼からのだしつ誤字訂正
記憶が蘇る。25日泥沼に落ちた。気を失っていたのか記憶がない。気がつくと、体が、冷たい。泥の中で浮いている。水は少しだ動けない。なぜ泥沼にいるのか。ただ、足は折れていると思った。家族に怒られる。怖い。早くかえらないと。家族の顔が目に浮かぶ。自分で家に帰りたいという思いでもがく。どろみずでうまく動けない。寒い、暗い、動けない。声もでない。このままこのじき滋賀県では雪がふり、道も凍結する。研修会である先生が今日から雪降るて言っいた。何とかしないと凍死してしまうのか。この時初めて死を明確に意識する。その瞬間、「携帯がある。」この携帯電話を思いだす。ナイロンが生地の服で濡れいない。ボケットにチャックが掛かっている。開ける、ポケットのなかを手で探りとりだす。携帯よ動いてくれ。今から思うと研修会の二次会のため酒を飲むのを予想して、車を使わずに歩いて行った。ナイロン地の服を上に着ていて助かった。車をつかわなかったが幸いした。でもつくだろうか。長いあいだ充電もしていない。もし水が入っていたら、携帯
電話を取り出し電源のボタンを押す。
祈るついてくれと
つづく