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カテゴリ:あんなこと、こんなこと
「もしもし、○○警察署少年係の○○といいますが…」
なんですと===!!?? この春高校を卒業し、関東の予備校へ通う息子は、いわゆる「ワル」ではなかったが、フツーの男子高校生並みに(?)学校をサボってミスド(ここらへんがワルではない)で時間をつぶしたり、先生方からは「お前ときたら・・・」と大体においてあきれられていてたし、「グー」で相手を殴って自らも7針縫う怪我もしたりしていた。が、お上のお世話になるようなことはしてないハズ・・・! 「息子がナニかしましたか!?」 「いえいえ、○○くんの盗まれていた自転車が見つかったもので」 「・・・!!!」 市外の高校へ通っていた息子は、電車通学をしていて、駅から学校まで自転車で通っていた。 毎年冬が近づいて駅に置いてある自転車が雪に埋もれる前に、車で片道60kmほど走って取りに行くのだが、去年の冬を前に息子が言った。 「あの自転車、相当ボロで、カゴもねぇし、ハンドルも曲がってるし・・・。わざわざ取りにいって家に持って帰ったところで誰が乗るの?俺もいなくなるし。」 そしてニヤリと笑ってこういった。 「ここはひとつ、"放置"ということで・・いいんじゃね?もしかしたら誰かの役にたつかも」 なるほど。さすが(?)悪知恵が働く。 なんと盗まれた末に見つかったのはその放置自転車だった。 春になって雪から顔を出した自転車は近くの中学生によって乗っていかれ(息子いわく、"彼の役にたった")、別な空き地に二度目の(?)放置とされてしまったのだ。 1度目の放置から半年以上たったいま、見つかったボロ自転車は警察の大きな車に乗せられて我が家に到着した。 人のよさそうな少年係のおっさんは、ご丁寧に手土産に地元のお菓子をもってきた。わざわざ自転車を届けてくれてなんでさらにお菓子つき・・・? 聞くと、盗んだ犯人が中学生のちょっとした「ワル」で別件でつかまったらしいが、いろいろ聞いたら、「自転車を盗んで放置した」と話したので、現場へいってみると、息子の自転車が発見されたという話。 こちらとしては「放置していた」というヤマシイ気持ちがあるのだが、向こうにしてみれば、 自転車は「窃盗事件の証拠品」であり、それを受け取る私は「捜査協力者」になるのだそうだ(汗)。 で、お菓子か・・・(なるほど)。 ま、自転車を往復120kmの道のりをかけて取りに行かなくてすんだが、結局は廃棄料500円払って粗大ゴミにもっていってもらわなければならない(爆)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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