親がいじめの温床・・・?
地域の小さなイベントにお手伝いで参加。そこへ母親に連れられた小学校3年生ぐらいの女の子。女の子が靴を脱いでいると、「呼んでらっしゃい」と母親。女の子は、とまどいの顔。「早く呼んでいらっしゃい!」建物内へ小走りに入った子どもは、すぐに先に来ていた一人の女の子を伴って、母親の元へ戻ってくる。ここから私達は目が点に・・・(兄弟を呼びに言ったのだと思ってた)母親「ねぇ、何で先に行っちゃったの?」相手の子「・・・え、約束してなかったから・・・」母親「え~、朝電話したでしょ?△時にって。忘れちゃったのぉ?」声そのものは猫なで声だけど、言い方がねっちりで、相手の子にそれ以上有無を言わせない、といった調子。母親「今度は置いてかないでね~」子どもは返事したかしないかで、その母親の子どもと中へ走り去り・・・その間、母親の子どもは終始無言。呆れて見ていた側の人達に母親はひと言、「置いてかれちゃってぇ~」・・・その後、ちゃんと「ではお願いします」とひと言ご挨拶されていかれたのは、きちんとそういう常識のある方だったと思う。母親が去った後、間近で見ていた方達がひと言、「うわ・・・モンペアの実物、初めて見た・・・自分の子どもが言われたら、面倒だから、あの子と遊ぶなって言うわ・・・」多分、私もうちの子が小学生だったら、「あの子の親、面倒だから、あの子と遊ばないでよ」って言うかもしれないし、実際、親がまったく何も言わなくても、中学年から高学年になるにつれ、子ども同士で「あそこの親、うるさくて面倒じゃね?」という会話をし、極力親しく遊ぶことを避けていた。まだ1年生ぐらいで、遠くへ行くのに親同士で打ち合わせをしていた、とかなら分る気がするが、あの様子じゃ、電話をしたのは一方的で、しかも母親のような気がする。穿った見方をすれば、既に相手の子も親も、煙たがっているかもしれない・・・。いずれにしろ、もう自分達で約束できる年頃の子の友達に、親がああいう言い方をするなんて、恥ずかしいし、また、「ああいう親は面倒だから子を遊ばせない」と言う私達もモンペアと言えるのかもしれない。あの子が、母親のせいでお友達から疎まれないことを願いたい。