「純・日本人」の海外生活日記

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• うさちゃん発見！

  うちの裏庭に、どうもウサギが住んでいるという噂がたちました。（うちのブレちゃんがそう言うただけ。） じゃあ、私も裏庭探検して（おい、おい、猫の額のような裏庭やで！）うさちゃん見つけて、ブログ書こうっと！これはひょっとしたらヒットかも・・・  毎日、来る日も、来る日も、ブログのアクセス数が気になる私としては、なんとか楽しいブログを書いて、アクセス数をUPしたいんです。 初めての方に私のブログを読んでいただいた時などは、「いやぁ～、OOさん読んでくれたはるぅ～」とお中元・お歳暮のご挨拶がしたいほどうれしいんです。 「モンキー、晩ご飯はなに？」と白い目で見るブレちゃんもほったらかしにして、そのうち諦めて食パンでもかじってくれるのを願って、ブログに専念するんです。 ところで、この「モンキー」というのは私のあだ名で、日本人にあてた侮辱ではありませんのでご安心ください。私がよく、動物園のサルのようにいたずらをするので、つけられたあだ名です。このお話はまた次回・・・（とか言うたら、またブログに遊びにきてくれはるでしょ？甘い？）。 ブレブレは「モンキーうさぎの事書いたら、ド田舎に住んでると思われんで。」といいますが、皆さんにブログを読んでいただけるのなら、ド田舎に住んでようが、家庭の失態を暴露しようが、そんなことは小さな代償にすぎません。「なんか麻薬中毒の人みたい。」とブレブレ。そうです、私はブログのアクセス数で「High」になります。ピース・・・ さて、どうして裏庭にうさちゃんが居るとわかったかと言うと、1週間前大雪が降った翌日、窓の外をみてみると、小さな足跡がスタンプで押したかのように、まっさらな雪の上にペタペタ残っていたからです。もちろん都会育ち（ほんまかー！）の私にはそれが何かわからなかったのですが、運良くブレブレは田舎もんですから、すぐ「ウサギや」と判別。 さっそく、２メーターも積もる雪の中、うさちゃんサーチ隊（ブレブレ）を派遣しました。（私は寒いので基地で待機。）　 雪もとけ、探し続けて４日目にやっと見つけました。うさちゃん。しかも番で。かわいい～！！！「にんじんあげよ。」と冷蔵庫からにんじんだして、皮むいて、短冊切りにしました。ブレちゃんはそれを見て、「近所の中華やあるまいし」と鼻で笑います。 さてその翌日。昨日あげたにんじんをうさちゃんが食べたかどうか、皆さんも気になりませんか？わたしも気になって裏庭へ出てみました。すると・・・ガ、ガーン！！！！昨日、にんじんを丁寧に切る私のことを侮辱笑いしてたブレちゃん、その切ったにんじんをなんと私の大切にしているNoritakeのディナープレートにのっけてうさちゃんに差し上げていた！！！しかもにんじんが無くなっているところを見ると、うさちゃんたち、１枚５０ドルもする私のディナープレートの上でお食事をお召し上がりになったらしい。さぞかし美味しかったと思う・・・（その割にはチップもなし。）ブレちゃん、これからあなたは紙皿でお食事ヨ！！！

  2006年12月29日

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• 老夫婦、うそ教える。

  老夫婦が英会話の授業を受けている時間に抜き打ちで帰宅してみました。  部屋に隠れて、会話を盗み聞きしてみると、どうもその日は楽器について話しているらしい。もちろん父は授業料払って安眠中です。 先生のサロメさん、色々音まで交えて、子供に教えるように楽しい。わからない単語が出てくると、母は辞書で引いている様子。 それから２０分ほどすると、さっき食べたケーキの糖分とコーヒーのカフェインが効き出したのでしょう、父がお目覚めになりました。 サロメさんは、やっと起きてくれた父も会話の仲間入りをさせようと、質問します。 「ニホンニハ、Drum（太鼓）ガ　アリマスカ？」 たぶん先生も、世界でも有名なあの日本太鼓をテレビか何かでご覧になったことがあるのでしょう。最近では三菱の車のコマーシャルにも使われているくらいですから。 うちの父、母の顔を見て、「ん、何だって？」と聞きます。うちの母も「いやぁ～、しらん。」 知らんことないやろ～！！！「ドラム」ってカタカナ英語でもあるやろが。 でもね、これもお勉強ですから、知らんかったっていいんです。努力して、辞書引いたり、先生に訊ねて、知らんかった単語を学んでくれたらいいんです。ところが、父、そんな面倒くさいことはできません。かわりに一言、「ノー。」おい、おい！解らんまま返事するアホがどこにいますかぁ～！！！ 先生も、テレビで「日本の伝統」と、確かに紹介されてたはずだったのに・・・と納得いかず、「ノ、ノー？」（な、無いんですか？）と念を押します。 父、まったく動じず、｢ノー。｣と再び。 サロメさんは教養も高い方ですから、これはちょっとおかしい、と思われたのでしょう。今度はもう少し当てになる母に向かって、｢ノー？｣と、もう一度念を押してみます。 善悪の判別力が、父より発達している母は、知らないまま返事してしまうのに抵抗を感じてモジモジしています。そこへ父が、｢ノー、って言っときな。｣とアドバイス。いらんアドバイスすなぁ～！！！！ で、ついに頼りにしてた母までが、｢ノー。｣ サロメさんもこの２人のアホに｢無い｣と断言されたもんですから、アラ、ひょっとしたら中国の鼓笛隊と間違ってたのかしら・・・と思い始めたのでしょう、それきり太鼓の話は途絶えてしまいました・・・・ サロメちゃん、ご、ごめんなさ～い（涙）！！！！＜老夫婦の話も退屈になってきたでしょうから、次回は違うお話＞ 

  2006年12月28日

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• 老夫婦、英会話力UP?

  老夫婦の英会話教室も数を重ね、だんだん始めのころのはしゃぎ様が冷めてきました。  父などは、「もう父さんいいよ、英語は。」とダダをこねるようになりました。 宿題もしている様子全く無し。（ごめ～ん、サロメちゃん！） 「明日はこんな美味しそうなケーキがお茶菓子やで」と食べ物で釣って、やっとサボらず出席する父です。 でも、もともとやる気が無いもんですから、頭には何にもはいりません。ケーキ、ケーキ、ケーキ・・・・ただそれだけです。 母親に、「ケーキは授業のまん中で休憩に」、と言っておいたのに、母いわく、「お父さん、ケーキまだか、まだか、ってせかすよってに・・・」とどうも最初からお茶のみ会を開いてるらしい。 ケーキいつも不自由なく食べさしてあるのに・・・（涙） そのうえ、母が申し訳なさそうに私に白状するところによると、ケーキとコーヒーを平らげた父は、そのあと、上の空で、鼻歌うたったりするんだそうです。　（サロメちゃん、ほんとごめんなさ～い！！！） こういう告げ口を毎回毎回母から聞くもんですから、一度抜き打ちで英会話の授業中に帰宅することにしました。 案の定、ケーキはすでに平らげた後で、本など開いた形跡ゼロ。母は片言の英語とジェスチャーでなんとか会話を運んでるようですが、父はと見ると、いすにふんぞり返って、居眠りしてます。 お子さんの教育でも似たところがあると思います。親御さんとしては、色々習い事をさせて、何かに芽をだしてくれるのを願うのでしょうが、どうも桁外れに音痴なわが子や、三振ばっかりするわが子を見て、「ピアノ」　「野球」と将来の夢を絞っていくのだと思います。 私も「英会話」として、老夫婦のバイリンガルへの夢を捨てました。＜つづく＞

  2006年12月27日

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• 老夫婦、英語の宿題する。

  夕食後、母が「宿題あんねん。」と言い出した。サロメさん、お願いしてあった通り、宿題を出してくれたらしい。  あ～、ほんとうにサロメさんに2人のおもり頼んでよかった。授業料も出し甲斐があるというもんです。 宿題なんてやったのは、もう50年も前のことなので、2人してキャッキャ騒いでる。 「私らのホビーについて作文書かなあかんねん。」と母。ふう～ん、ちょっと上級向けやね。「違うよ。日本のことについて書くんだよ、君。」と父。そ、・・・それは、数年かかりそうなトピックやで。ま、私の宿題でないから知らんぷり。 早速ノートと鉛筆と和英辞書を机の上にひろげ、母が宿題を始めました。かなり真剣です。 父はというと、「父さんは明日するよ。」と、ぜんぜんやる気なし。「CNNかけて。」と呑気です。 簡単な英語の宿題も出来ずに、CNN見てもわからんやろぉ～！！ 「画像を見ながら、英語のリスニング勉強するんだよ。」と父。それって、私が子供のころ、「マンガ日本史」を読んで、歴史の勉強中だと言ったのと似てる。自分が過去やってるだけに、たしなめ難い。 そうこうしているうちに、「CNN」が「アイロン・シェフ」（料理の達人）に変わります。日本の番組が、英語の吹き替えで放送されているのが、たまらなくうれしいらしい。かすかに聞こえてくる日本語を、拾い聞きしては喜んでいます。 どこがリスニングの勉強や～！！！父にはお手上げです。 それとは反対に、母はやっぱり頼りになります。真面目に宿題に取り組んでいます。神経質なので、宿題も仕上げておかないと気がきじゃないんでしょうね。 「料理の達人」を見て騒いでいる父に目もくれず、まったく本の虫です。 ・・・と、その時、 「スゥ～・・・」とかすかに聞こえてきます。 「ん？」 「スゥ～・・・」また聞こえます。 「？」 一生懸命宿題していると思っていた母が、辞書を片手に居眠りしてるぅ～！！！！ 私：「なんや、居眠りしてんのんかいな！」 母：「テヘヘ・・・時差ぼけで・・・（笑）」 父：「母さんもこっちに来て、リスニングの勉強すりゃいいよ。」 母：「そうやね、ほなリスニングの勉強さしてもらいまひょ。」 この2人には負けた。結局この晩は宿題出来ずじまいィ～！！＜つづく＞ 

  2006年12月26日

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• 老夫婦、英会話を習う。

  老夫婦がアメリカでの最初の英会話レッスンを受けました。とはいっても、ベルリッツに正式に入学したのではなく、お友達のサロメさんに2時間、家庭教師に来てもらってだけです。 しかも建前は英会話レッスンですが、サロメさんには、お茶とケーキで楽しい2時間を過ごしていただき、宿題を山ほど出しておいてくれればOKといっておきました。 簡単に言えば、老夫婦のおもりです。 そんなこと知らない老夫婦は、結構楽しんでるようです。第一回目の感想を、夕食のとき聞いてみました。 父：「ケニヤの話をしたよ。ナイロビは一年中春のような気候で素敵なところだって。」（ご存知でない方の為に＝＞うちの父は関西の地に住んで40年以上たちますが、まだ東京弁です。）  へぇ～、それは私も知らんかった。結構話通じてるし、新しいことも学んだんや、と私。 そこまで聞いた母が黙ってるわけはない。母：「お父さん、よういうわぁ～。質問されるたんびに、顔真っ赤にして、下向いてたやないの。挙句の果てに、一生懸命辞書引いてるかとおもたら、おもむろに“You are very beautiful”って先生に言うねんでぇ、このお父さん、おかしいやろ？」と暴露。 父：「そうなんだ。父さん、サロメさんにMovie Starのようだ、って言ってあげたんだ。ハッハッハッー・・・（笑）」 母：「先生も、サンキュー、サンキュー、いうてはったなぁ～。ハッハッハー（笑）」 サロメちゃん、この脳天気老夫婦に、ほめ殺しにされて、それは、それは、居心地悪かったことでしょう。（ごめんなさ～い。） どうもこの日のレッスンはサロメさんの美貌の話で持ちきりだったらしい。ばか～！！！＜つづく＞

  2006年12月25日

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• 老夫婦のアメリカ暇つぶし

  英会話レッスンを受けることになった老夫婦。レッスン第1回目の日、先生のサロメさんがやって来ました。  いい忘れましたが、このサロメさん、身長185センチはある、モデル顔まけのスタイルで、しかも超美人で、服のセンスもおみごとな女性です。 サロメさんの車がうちの前にとまったのを合図に老夫婦と3人でお出迎え。 「Nice to meet you.」と、さすが子供の扱いに慣れたサロメさん、ゆ～っくりの英語で、老夫婦に微笑みながらご挨拶をしてくださいます。 ところが、「・・・・・・・・・」私のすぐ後ろに居るはずの老夫婦からはなんの挨拶も返ってきません。 いくら英語が苦手だからといっても、「Nice to meet you.」くらいは中学生でも知ってるでぇ・・・父親など、昨夜、「父さんは母さんと違って、発音も抜群だし、会話もはずむと思うんだ。」と、大きな口たたいてたくらいです。  （余談ですが、うちの父は東京出身なので東京弁です。） あんまり沈黙が続くので、「Nice to meet you．言うてはるやん」とたしなめながら振り返ると、 ２人が２人して、食事時の金魚のように口をポカ～ンと開けて、サロメさんのお顔に見とれて凍っているではありませんか！ 「失礼やな！ご挨拶せんかいな！」まるで3歳児の母になった気分です。 ディズニーランドでミッキーに見とれていたお子たちは、ミッキーが握手のため手を差し出してくれたので、やっと、父：「よろしくお願いします。」母：「いやぁ～、ご迷惑おかけしますぅ。ぜんぜん英語はあきませんねん。また、わざわざ遠いとこ来てもろて・・・ほんますんませんねぇ～。おきれいな方で、ビックリしたわぁ～、お母さん。モデルさんみたいにおきれいやねぇ～。えっ？お・き・れ・い・やわぁ～。（しゃべりが延々続く・・・）」 だまってぇ～！お口はチャック！！！しかも、全部　日・本・語。サロメさんもオロオロしてはるやんかぁー！ たぶんここで、サロメも最寄の非常出口を探したと思うのですが、「さぁさぁ、おあがりください。このスリッパでよろしいですか？いやぁ～もっと大きいスリッパ用意しとくんやったわ～。」とまだしゃべっている母に圧倒されて、とうとううちの敷居を踏んでしまったのでした。＜つづく＞

  2006年12月23日

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• 「純・日本人」の両親、アメリカへ飛ぶ。

  4回目の渡米になりました。私の両親こと、おとぼけ老夫婦です。久しぶりに会うので、とっても楽しみです。親孝行もしたいし、私たちが仲良くやってるところも見せて安心させたい。 が・・・・ 海外でお暮らしの方には、きっと分かっていただけると思うのですが、言葉の通じない両親を異国の地に長期招待するのはそりゃ～大変なんですよ。 以前3回あそびにきたときも、この老夫婦にはかなり振り回されました。しかも、今回は隠居の身で来るので、滞在期間も倍以上。 共働きの私たちとしては、一日中老夫婦を家においておく事になります。帰宅したら、家が焼けてなくなってた！てな事も、可能性「大」です。 ここで、老夫婦の為にお断りしておきますが、この老夫婦、日本ではけっこうテキパキ物事が出来て、自立心も強く、同年代のお友達と比べれば、頭もまだまだキレルと、評判な2人なのです。ところが異国の地に一歩踏み出した時点で、自立心、理解力、考察力、実行力、すべてひっくるめて失くしてしまいます。 しかも、「アメリカは無休のエンターテイメント！」という気持ちでやってくるので、一日家でお留守番させると、すぐ「退屈・・・」と愚痴がでます。でも、1ヶ月以上仕事休んで、老夫婦の面倒見る余裕が私たちにある訳もありません。 で、私考えました。 ベビー・シッターならぬ、老人シッターです。とは言っても、面倒見てくれる人を毎日雇うには値段が張るし、なんとなく知らない人に老夫婦を預けるのも心細い・・・ 結局、友人のケニヤ人に「老夫婦の英会話レッスン」という名目で話を持ち出してみました。これなら、両親も嫌がらないだろうし、週2回のレッスンと宿題で退屈解消してくれるだろうと思いました。 このサロメ（仮）さんは、虐待された子供たちの心のカウンセラーをやっていて、辛抱強いし、やさしいし、時間の自由もきくし・・・ぴったりでしょ？ うちの老夫婦を扱うのは、赤子の面倒をみるほど、忍耐力と体力がいるのです。その上、口が達者ときているので、たちが悪い。 私からこの話を持ち上げられたサロメは、（老夫婦に英語教えるくらい朝飯前よ・・・）と思ったのでしょう。快く、しかも格安な値段で引き受けてくれました。サロメさんは、このあととんでもないことを引き受けたことに気づくのでした・・・＜つづく＞

  2006年12月23日

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• お国柄について。【その5】

  ウクライナ人のメールオーダーのお嫁さんの話を聞いてから、よく注意して周りを見回してみると、結構いてはるんですよ。  ある日、友人のウクライナ人こと、カタリーナがパーティにさそってくれました。新しいボーイフレンドを紹介したいらしい。早速、「パーティ大嫌い」ブレちゃんの首に縄をつけて（うそ）出かけていきました。 パーティがあるというお家についてみると、私はまるでガリバーの国に遊びに来たこびとのようです。ブロンドの、モデル顔負けのお化粧をしたウクレイナ人女性たちはどうみても私よか30センチは背が高い。しかもハイヒールのせいで、1メーターくらい高く見える（大げさ）。 友人のカタリーナが見つからないので、手近に居た、これもまたブロンドのガリバーナにご挨拶した。 「Nice to meet you.」と笑顔で。 「・・・・・・・」 「I’m Kateryna’s friend.」と私。 「・・・・・・・」 ガリバーナは無言で、ただニコニコ微笑むだけ。 そこへ、ガリバーナの友達らしき、ジャッキーが豆の木片手に（うそ）現れた。 ジャッキーは言う、「（ガリバーナは）5日前アメリカに来たところで、英語が全くできないのよ。この人が（ガリバーナの）ご主人。」と後ろにいた男性を紹介する。 その後ろからペコッと顔を出したアメリカ人のご主人は、どう見てもガリバーナの倍は年かさ取ってる。 そのうえ、頭のてっぺんにのっかった安物のかつらが、今朝うちの裏庭でみた、リスのシッポにそっくりで目が離せない。 Mail Order Brideの話は承知で来たけれど、これだけ目の前でありありと見てしまうと、どうもうろたえて言葉につまる。 二人の間で、あえての共通点といえば、バスケット選手顔負けの背の高さだけ。 英語が全然できなくて、どうして毎日会話してるんだろう。ご主人のほうもウクライナ語は全くダメなようだ。  「クックック・・・」と後ろから苦しいこらえ笑いが聞こえる。  失礼な！誰や？と振り返ってみると、ブレブレが、いかにも苦しそうに笑いをこらえている。 「モンキー（わたしのあだ名）、顔凍ってるでぇ～」 そうでした。私の顔は、驚きのあまりひきつっておりました。 でも、余談ですが、よく考えてみると、言葉通じなくてもなんとかやっていけるもんですよね。 実家の両親が訪ねてきたとき、うちの母は、来る日も、来る日もブレブレに日本語で話しかけておりました。 「お味噌売ったはる？」とスーパーに連れて行ってもらった母。 「オミソウタ？」と聞き取れたところまでリピートしてみるブレちゃん。 「お味噌唄ちごて、お-み-そ-し-る。」と正す母。おいおい、こんなに痩せる思いして義母の世話してるブレブレに、ちょっとは感謝してよ。 「おーみーそーですぅ～」ゆっくり言ったからといって、日本語が通じる訳でもないやろが。  ところが、「ミソスープ？ノー。」と答えるブレちゃん。すごいヨ、ブレちゃん！母さんうれしい！ 「売ったはれへんの？いやぁ～難儀やわぁ~」アンさんのほうがよっぽど難儀です。 話がそれました。 その晩ガリバーパーティー会場は、場違いこの上ない、ちび・ぶす・年増の3拍子そろった私と、私のひきつった顔を肴に喜ぶブレブレを部屋の片隅に残して、言葉のバリアも吹っ飛ばして盛り上がるのでした・・・・・＜次回は「お国柄」お休みして、別のトピックです。ヨロシク！＞

  2006年12月22日

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• お国柄について。【その4】

  数年前、ウクライナ人の女性と知り合いました。  私は知らないのですが、ビートルズの歌の歌詞に「Well the Ukraine girls really knock me out They leave the west behind」というのがあるそうです。 なるほど、それだけウクライナ人の女性はきれいで世界中の男性の心をメロメロにしてしまうわけですね。 確かにカタリーナさん（仮）、人が振り向くほどきれいなことは、きれい。 ただ、日本的な大和撫子風、清楚な顔かたちが好きな私は、どうもフェロモンむんむんただよってくるようなカタリーナの容貌は、好きになれない。 まぁ、私が好きになろうがなるまいが、そんなことカタリーナには余計なお世話に過ぎないんですが・・・ 32歳になったという彼女、片言の英語で話してきます。どうも1年前にアメリカに来たらしい。 「どうしてまた、アメリカに？」と聞いてみると、「オトモダチと来た」という。 「あら、そう。ウクライナ人のお友達？」と大阪のおばちゃん根性丸出しで、根ほり　葉ほり聞いてみると、どうもアメリカ人のお友達を紹介してもらって、その人とペンパルになって、それで1年前にアメリカにきて結婚したらしい。 その話をうちに持ち帰って、ブレブレに話した。「世の中って、狭いもんやねぇ～。カタリーナは、紹介してもらったアメリカ人とペンパルになって、こうしてはるばるアメリカの地で結婚しはってんて」と聞いてきた話をそのまま得意そうに、しかもこのロマンチックな話に、自分の目もハート型にして、ブレブレに話した。 その話を一通り聞いたブレブレは、「アホやなぁ～、それ、Mail Order Bride （メールオーダーのお嫁さん）っていうやつやん。」といやにクール。 えっ？「目、ハート型」じゃないの？即、日本人の細目にもどる。（－＜＞－） ブレブレの言うのには、ロシアとか、ウクライナはメールオーダーのお嫁さんが多いんだそうです。 「僕の同僚も、この間ウクライナまでお嫁さん探しに4泊5日で行ったで。」げ、げぇ～！！！そ、そんな、お歳暮選びでもあるまいし、そんなに簡単にお嫁さんになってくれる訳？ それが、なってくれるんです。しかも、お嫁さんになって、アメリカに行きたいがために、どんどん申し込みがあるんです。 そうこう言って、1週間もたたないうちに、テレビで（またテレビの情報で申し訳ございません）ウクライナ女性のメールオーダーの特集がやっているではありませんか。 興味津々見てみると、アメリカ人の、お世辞でも魅力的とはいえない、それどころか、魅力の「み」の字とはもっぱら何の縁もない「おっちゃん」たちが、自分の年の半分の、しかもモデルさんのような美しいウクライナ女性を次々ゲットしているではありませんか。 ウクライナ女性たちも「これがアメリカ生活への道」と割り切っています。 ふう～ん・・・どうも私には納得いかない・・・ さて、カタリーナは、あいにくその後約１年で離婚してしまいました。離婚後、ちょっと相談ごとを頼まれて、色々とお手伝いしてあげたのですが、その時の書類のひとつに「結婚、過去＿＿＿回」と下線をうめる質問がありました。 今回離婚してはるし、それに1人娘さんがいはるから・・・「2回？」とちょっと遠慮がちにきいてみた。 なんの、甘ちょろい、「5回」だそうです。 エリザベス・テーラーも7回ぐらい離婚してたような・・・ 32歳の若さで、どうやって5回離婚できんの～！！！ そうして彼女は離婚直後、またすぐボーイフレンドを見つけました。もちろんボーイフレンドは、カタリーナをきらきら光るダイヤのように見つめます。 カタリーナは私にマジ顔で言います。「日々若くなるわけないんだから、きれいなうちにお婿さん見つけないとダメなのよ。」 あっぱれ、あっぱれ。この自信。おみそれしました。日本の皆さん、バツ１くらいで落ち込まないでください！＜つづく＞

  2006年12月21日

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• お国柄について。【その3】

  インド人のお隣さんのお話の最終回です。  さて、うちのアパート前述どうり２LDKでしたので、一軒に付き駐車場が2台分指定されてました。 ある日、帰宅してみるとうちの駐車場にインド人の車が止まっています。5人家族ですから、車も3台あるわけです。今まではちょっと離れた公共の駐車場に1台とめてたのに、今日はその車が私の駐車場にとまっています。 「あれっ？」とは思いましたが、車2台にバイク5台持って、親から白い目で見られている実家の兄と違い、私はよい子。体一つで車も1台ですから、駐車場も１つあればいい訳だし、と気をとり直してアパートに入りました。 ところが、これがどうも、日常茶飯事になり、帰宅するたびに、私のアパートのまん前にインドカーがあたりまえのように停まっています。 ある日、帰宅時、インド人のおっちゃんがアパートの外でタバコを吸っているので、挨拶すると、やっとニタニタ笑いながら、駐車場の言い訳をします。 私、こういうところが日本人の痛いところで、ニコニコ笑って「結構ですよ、どうせ使ってない駐車場ですから。」とまたまた快く言ってしまった。バカー！！！ 常識が好きな私としては、車を停める前に、一言ことわりの言葉がほしかったと思いますが、なんといっても相手はインド人ですから、「気配りのすすめ」なんか、読んでらっしゃらないと思うんですよ。 さて、ある夜、お風呂も入り、くつろいで、さぁ寝よか、と思っていたとき、 ドン、ドン、ドン！！！とドアをたたく人がいます。 ひぇ～、どうしよう？強盗におそわれて、殺されて、死体放置されて、腐って、新聞に載って、実家の親に遺体を引き取りに来てもらわなんとあかんかも・・・と、テレビ見すぎの私は青ざめました。考えてみれば、強盗がわざわざノックするわけないんですが・・・ 居留守を決め込んでみます。 ドン、ドン、ドン！！！！！と、まだひつこくたたいてきます。 あぁ、この間、のぞき穴30ドルでつけてくれる、って言ってきたとき、30ドルしぶらんと出しとくんやったな・・・と、後悔しても遅し。 ドン、ドン、ドン、ハロー！！！え？ハロー？知ってる人？このころの私はなんと単純だったんでしょう・・・ しょうがなく、しぶしぶドアを開けると、何のことはない、隣のインド人のおっちゃんです。私の駐車場を指差してぼやいてます。 「車どけてくださいよ！」といってくる。 この時点では、私は車のことなどもうすっかり忘れてましたが、こんないきさつがありました。 この日、ドシャ降りのなか帰宅すると、私のアパートのまん前に、1台ならず、2台車がとまっているのでした。これは流石のわたしも頭にきたので、クラクション鳴らしてみましたが、何の反応も無し。 公共の駐車場にとめてもいいけど、このドシャ降りのなか歩くのもなんやし・・・と、もう一度クラクション鳴らしてみるけど「し・・・・・・・ん」 「プップラプップー、プップー」とテンポも入れて（なんでやぁ~！）鳴らしてみるけど、それでもカーテンの隙間からのぞき見る人もなし。 で、私の駐車場に無断駐車している車が出られないように、私の車をその後ろに停めてアパートに入ったのでした。 もちろんそんな事は、一晩中テレビにかじりついていた私が覚えている訳もありません。 インド人のおっちゃん、「車どけてくださいよ！」と鼻息荒くいってくる。 Conflictが嫌いな私も、この日だけは爆発してしまいました。まるでOX組のあねさんのような口調でまくし立てました。 「Do you see anything wrong with this picture?」と駐車場を指差す私。（この状況、どっかおかしいとこありませんか？） 「Did you not hear me when I honk the horn?」と、私も強気。（クラクション鳴らしたのに聞こえなかったんですか？） インド人の答えには度胆をぬかれた。しゃーしゃーと、「・・・But it was pouring outside・・・」といってきた。（だって、外はドシャ降りだったから・・・） はい、はい、そうでございました。ドシャ降りの中、無断で人のとこにとめた車、動かせる訳ないですよねぇ～。そんな無理を言う私が悪うございました。 あ、ほ、かぁ！！！！ こういう結果、私のインド人への評価は、•1．順番待ちできない。•2．Pushy（強引）。•3．自己中（心）。の３つなのであります。 でもね、すごくいい方もいらっしゃるんですよ。今まで800人くらいのインド人の方と接してきましたが、2人いらっしゃいました、とってもいい方。はい。 ＜次回はウクライナ人のお話＞ 

  2006年12月20日

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• お国柄について。【その2】

  ある日隣にインド人の家族が引っ越してきました。 アパート住まいの時のことです。 日本で言う２LDKの間取りに、どうやって家族５人が住んでたのかは、今でも不思議ですが、家具もそれほどなく、数時間で引越しが終わりました。 毎日、出勤時と帰宅時にご挨拶をする仲になったとたん、「服のカタログ貸してくれませんか？」と聞かれた。 げぇ～！!！服のカタログが我が家に届くの、なんで知ってんの？私の郵便物に目を通してんの？ははぁ～ん、あんたらはスパイか？電話も盗聴されてるかも・・・（テレビの見すぎ） とは思ったものの、まぁ減るものでもなし、ただで送ってくるものだから、貸してあげてもいいか・・・ どうも自分たちの娘に、私の着ているような洋服を買ってやりたいらしい。どう見ても、今まではWal-martかK-martで買ってたように見える。（うわぁ～、私って嫌な女～！） 「いいですよ。後日持ってきますね。」と快く。（嫌な女の仮面を隠す） とは言ったものの、ほしいお洋服に印つけてあるし、真似されるのいややし、お洋服の予算知られるのもいややし・・・となんとなく乗り気じゃない。 で、2日ほどほったらかしにしておきました。 そうすると、2日目の帰宅時間に、なんとインド人両親、アパートの前でブラブラしているではありませんか。 私が車を降りるや否や、「服のカタログ・・・」と２人して私を両側から挟んで言ってきます。私もこうなると迫力負けです。 トムに、部屋の隅まで追い詰められたジェリーの気持ちがよく解る・・・でもこういう時、ジェリーは必ず自分の体の何十倍も大きなかなづちを、ポケットから出すねんけどなぁ～、とのんきに考えている暇もなく、コーナーに追い詰められた私はコソコソアパートに入って行くのでした。 あ～怖かった。 （余談ですが、彼らはこの「追い込み作戦」をそれから何度も使ってくるのでした・・・） そして、まだアパートのドアの外で、スパイめがねを持って（うそ）待っている「エージェント００7.5」のインドのおばちゃんに、カタログを即、手渡しました。 「どうぞ。」 それでも、私もちょっとカチンときた。 人に物を借りるのに、ちょっと図々しいと思いませんか？でも、言い返す勇気もない私。 しょうがないから、すごい趣味の悪い服しか売っていないカタログと、一番安いブラウスが、300ドル以上もするカタログを渡しておきました。 ひっひっひ～・・・（私って、やっぱり根性悪いわ。京都人のいけずの血を継いでますから。） ＜つづく＞

  2006年12月19日

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• お国柄について。（その１）

  仕事上、いろんな国の人と接します。  一番よく接するのはインド人です。その次は中国人。それからメキシコ人及び、ラテン系の方たちです。その他、世界中の方々と毎日接します。 インド人の方と接する時に、一番困るのは「順番待ちができない」ことです。 （話はそれますが、これは他国の人を批判するBlogではありません。毎日の仕事上で気づいたこと、それと私の単なるストレス解消ですので、簡単な気持ちで読んでいただけると幸いです。） 話もどします。 インド人の方は、せっかちなんでしょうか・・・メールの返事に5分以上かかると必ず電話があります。しかも電話に出ないと、切っては掛け、切っては掛け、の繰り返しです。電話にどうしても出ない場合、10分もすれば、必ず事務所までお越しになります。 私、居留守使ってるわけじゃなくて、締め切りに追われてたり、他のお客さんの接待してたり、色々忙しいんですけど、どうしても順番待ちが苦手なようです、インド人の方。 こういうことは、毎日です。 例えば、「この書類は90日以上かかりますので、予めご了承くださいね。」と伝えておきます。 インド人の方は決まって、45日くらいに電話またはメールで状況をお尋ねになります。 「あ、あのぅ、90日かかるって申し上げましたよね？」というと、 「いやぁ、念のため。」 「？？？？？？」何が念のためなんだ？ そして次は90日目キッチリに、必ずまた連絡があります。 「あ、あのぅ、90日以上かかるって申し上げましたよね？」と再び。 「えっ？まだですか？」とかなり不満。「書類が送られてきたら、すぐに連絡くださいよ！」と何度も繰り返しおっしゃいます。 「・・・・・・・」 この仕事も新米のころは、いちいち「ハイ、かしこまりました。必ず、すぐご連絡させていただきます。」と丁寧に受け答えしてましたが、 最近では、もう聞き飽きたので、「そうですねェ、ほかに連絡する人がいるわけでもないので、きっとPatelさん（仮名）に一番に連絡すると思いますよ。他の人だって連絡もらっても全然意味ないですからね。ハッハッハッハッ・・・（笑）」とかわします。 この道20数年のベテラン上司に言わせると、インド人の方には「順番待ち」というコンセプトが無いんだそうです。誰が先にいようが、自分の番号が3628番であろうが、なんとか自分の事を一番先にしてほしい、というのが本音なんだそうです。 私だって、忙しい中スーパーでハムを買うのに、番号が36番だったりするとガッカリするけど、だからといって、 ２分おきに「次、私の番ですか？」とは聞かないし、28番の人に「順番かわってもらえませんか？」とは聞かない。しかも 「私の番になったら、必ず必ず呼んでくださいよ！」とは、刃物を持ってる、いかついハムきりおじさんには、間違っても怖くて言えない。自分の番になるまで、おとなしく待ちます。  あと余談ですが、インド人の方は学歴、階級をものすごく重視なさいます。 インド人の方から結婚式の招待状をいただいたのですが、なんと招待状には新郎・新婦の出た学校、学位、専門まで詳しく書かれておりました。 いや、いや、自慢なのはわかるけど、Too Muchって感～じヨ。 ＜づづく＞

  2006年12月18日

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• 子犬と結婚した私.

  プロフィールの写真がうちのブレブレだというのは、以前に書きましたが、なぜ子犬かというご説明したいと思います。 まずは就寝時。ブレブレは就寝前、 3回トイレに行かないと安心して眠れません。なじぇ～？ トイレに行っても何にも出てへんやん。でも行かんとダメ。片足上げて練習する子犬みたいです。 ブレブレはお片づけが苦手です。お片づけができないのではなく、 どこにお片づけしたのか、まったく記憶にごじゃいませ～ん。おもちゃを大事に隠したものの、すっかり忘れてしまう子犬とそっくりです。 我が家では、ブレブレがお片づけする度、はさみと缶切りを新しく購入します。 でもこれぐらいなら、私も文句は言いませぬ・・・ 一番困るのが、ぐっすり眠っているとき。今日も一日、ストレスたまる仕事を終えて、やっと寝付いたその時・・・ ワン！ワン！ワン！　グゥルルル～、ワン！ワン！ガゥ～、ガゥ～、ワン！ワン！ワン！ なっ、何、これは？？？？？？うち、犬飼ってなかったよね・・・ ビックリしてベッドの上に飛び起きてみるとなんと、うちのブレブレすっかり子犬になりきってなんかに向かって吠えてるではありませんかぁ～！ しかも、なんか追いかけてるんでしょうか、足なんかパタパタ動いてる・・・（不気味） そして、フィナーレは狼のごとく「アウゥゥゥゥゥ～」と月に向かって吠えます。 そして、その後は何事も無かったかのように、寝室はしらぁ～、となります。 これ、結婚して7年目の今となっては、ほぼ無視できますが、結婚当時はびっくりしたの、なんのって・・・ 実家の両親に厄払い頼むべきかな？噛まれたらどうしよう・・・　 翌朝、恐る恐る聞いてみました。 「昨日の晩、よう寝た？」 「あぁ、よう寝たよ。なんで？」 「ふぅ～ん。別に・・・」 やっぱりこれは厄払いしか手が無いな。こっちで言う「エクソシズム」ってやつね。ふむ、ふむ。 てな訳で、不気味な夜が２～３続きました。 今となっては、ブレブレの子犬変身は、ストレス解消の一手段に過ぎないことがわかり一安心ですが、それにしても、ど～して子犬？ライオンとか、怒り狂った像とか、キングコングとかの方が迫力あると思うねんけど・・・子犬なんか全然怖ないし、しかもブレちゃん、吠え方あんまり上手くないよ。 こういうこともあり、我が家ではもっぱら子犬の生まれ変わりとして知られているブレブレです。 どうでもいいけどさぁ～、人さまを安眠から起こしといて、何にも覚えてないのはずるいぞぉ～！   

  2006年12月17日

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• 紅茶は命の次に大切。

  申し遅れましたが、うちのブレブレはスコットランド人です。「命の次に大切なものは何？」ときかれれば、戸惑い無く「紅茶」と答えるブレぶれです。「一番大切な所有物は何？」ときかれれば、もちろんためらい無く「ぞう印のポット」と答えます。はるばる国際結婚までした私はいったい何番目？・・・　たぶん「Bonjourのティーカップ」の次の次の次ぐらいだと思います。気の長い、我慢強いブレブレが、決まって顔を真っ赤にして怒ることといえば、 「ぞう印ポット空やんかぁ！」です。これはマジ怖い。空のポットも怖いけど、それより数倍怖いのは、「牛乳無いー！」です。ブレブレはミルクティーがお好き。プリンなど牛乳たくさん使う料理をした日は、ネチネチ説教されました。牛乳のConsumption Calculations はPrecise　Science　らしくて、「通常以上に使用する場合は、予め許可をとっててもらわないと困る」んだそうです。ふぅ～ん・・・さて、ブレブレがのんきで腰が重いのは昨日書きましたが、このブレブレが一度だけ、すごいスピードでアクションに取り込んだことがあります。ぞう印ポット壊れた時です。しかもケチで有名なスコットランド人とは想像も付かない高額（たった150ドルなんですけど）を張り込んで、翌日速達で新品のポットを手に入れたブレブレです。なんでもこれくらいスピーディに動いてくれるといいねんけど・・・

  2006年12月16日

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• 頼みごとやってョ、ちゃんと。

  別に男の方のBashingをする訳ではありませんが、頼んだことをちゃんとやってくれないのは、うちのブレちゃんだけでしょうか？　もうとにかく、いつもこれでケンカ！天井が高いから電球替えられないのよ、ちびの私は。それを「換えてね」て頼んであっても、なかなか～。その間中な～んとなく暗～いリビングルーム…飛行機のメカニックライセンス持ってるんだから、私の車メカチェックしてくれたっていいでしょ、たまには…　ところがこれも一騒動。私：「寒くなってきたし、車のバッテリーのチェックしてョ」ブレ：「えええぇぇぇ！　（すごい大げさ）この間バッテリー替えたとこやん！」私：「こ、この間って、いつのこと？」ブレ：「こーのーあーいーだー！僕のお父さんが来てた時！（かなり怒ってる）」私：「お父さんが来てた時って２年前の冬やないの！（もぅ私もケンカ腰）」まぁこんな具合ですさまじい言い合いになります。私たち女性軍が、「この間夕食作ってあげたやん」と二年前の話を持ち出したらどうするのよ…こんなバカ騒動をするのは私たちだけでしょうか…

  2006年12月15日

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• Reality TV

  最近こってるんですよね。毎日Prime Timeには必ずなんらかのReality TVが放映されています。最初は、「こんなつまらないもの！」とか、「みんな大げさやなぁ」なんて言ってましたが、お恥ずかしながら２～３番組、毎週楽しみにして見ています。今日は「Biggest Loser」の最終回でした。簡単に言えば、一番体重の減った人が勝つダイエット・フィットネスのゲームですね。今回優勝した人は番組のはじめ407ポンドで、最終的に200ポンド以上落としたんだそうです。別人のように見えました。それにしても、アメリカ人の体系にはいつも驚かせられますね。9時からはTop Chef というシェフの冠を競う番組を見ました。ブレぶれ（主人のあだ名）は、「これ見てなんか学んでるの？」とあきれた様子。「庶民的な食事が一番おいしいのよ」と軽くかわしておきました。なに夢見てるのよ

  2006年12月14日

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• Oxymoron

  最近よく「Oxymoron」を耳にします。簡単に言えば、矛盾していることを表す言葉なんですが、なんでもかんでも「Oxymoronよ」という同僚もいて、なんとなく聞きあきてきました。例としては、「半分の大きいほうを下さい」とか「これは斬新なクラッシックだ」とかいうのがあてはまります。あと、余談ですが、私としては「Nincompoop」というのが響きもかわいくて、ぷっと笑える表現ですきですね。「ばか者」という意味ですが、なんとなく「おばかさん」って言っているようで憎めません。

  2006年12月07日

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• ブレ はPuppy Dog

  プロフィールの子犬は私の主人です。（というか、似ているという意味です…はるばるアメリカで子犬と結婚した訳ではありません…そんなこと当たり前かも…）お仕事についてコメントいただいているのですが、やっぱりアメリカではOnce in a Lifetime Opportunityをつかめる機会も多い代わり、一つ間違うと首を切るのも早い！うちの主人の会社の部長がなんと部長の席について５ヶ月もしないうちに首になりました。理由としてはLevel of Commitment がいたらなかったらしいのですが、そんなもの測るスタンダードがあるわけでもなし、なんとなくあやふやにされたような感じがするのですが…　怖い、怖いところで私、日本語の比較的新しい言い回しがわからない時があります。「かりすま」（そんなに新しくないかも）ってわからなかったのですが、調べてみるとCharisma のことなんですね。ちょっと応用方法が元の意味と違ってますね。でもおもしろい　：D

  2006年12月06日

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• もうじきクリスマス

  ブログはじめてです。どんなこと書けばいいんでしょう…？もうすぐクリスマスなので、プレゼントの購入に時間とお金が掛かってしまう。日本でもこんなにたくさんプレゼント買うのでしょうか？その上クリスマスカードを書くのが面倒。アメリカではThanksgiving（感謝祭）の直後からショッピングを開始するんですが、夜通しお店の前で待っていた人もいるとか…（外マイナス１０度よ！）とにかく恋人に大物を１つ買うのとは違って、家族・友達は当たり前の上、友達の子供だの、会社の同僚だの、郵便配達の人だの、ごみ収集の人だのと、数だけでもスゴイ。それをまたラッピングするのに数時間は掛かる。かといって、中身は大した物でもないのになぁ～こんな感じでよろしいんでしょうか

  2006年12月05日

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