実は、アナログ家では、
コインランドリーを使ったことが
ほとんどないのです。
以前、洗濯機が故障した時、
体育会系の子供達と、
病気の家族を抱えていましたので、
やむにやまれず、
1回だけ使いました。
大急ぎで洗濯機を修理してもらい、
それ以来、
コインランドリーは使っていません。
今でも毎日、
8.4kgの洗濯機が
1日2~3回、回っております。
勿論、乾燥機も
活躍しています。
多分、恐らく、
洗濯マニアの家庭です。
こんな家庭には、
コインランドリーは必要ないですよね。
でも、
これからの日本では、
若い方も、お年を召した方も、
おひとり様の生活が増えてくるそうです。
そうなると、
洗濯も、週に1~2回。
コインランドリーの需要が増えてくるかもしれません。
地方の地方の中都市では、
これまでは、近所に
コインランドリーは見かけませんでした。
最近、駐車場付きの
大きな大きなコインランドリーができました。
よく見ると、
そこにも、ここにも・・・
え~、
コインランドリーって、こんなにたくさんあったんだぁ。
でも、
あまりお客さんは、入ってないような・・・
KLCさんによると、
折角開業しても、
うまく経営できないコインランドリーが多いそうです。
何故でしょうか?
大型店は、土地や店舗の設置に費用をかけています。
高額の洗濯機や乾燥機が
大きなものから小さなものまで
広々空間に何台も並んでいます。
設備投資にお金をかけ過ぎています。
恐らく融資を受けて開業しているはずです。
ところが、
たくさんある洗濯機や乾燥機は、
思ったほど、収益を上げてくれないようです。
「思ったほど」
ここが、ポイントだと思います。
見込み違いですね。
KLCさんの経営は、
小さな店舗をフル活用。
できるだけ中古品を利用し
設備投資を最小限に抑えています。
そのため、
売上からかかる経費は、
ガス、電気、水道代が主になり、
利益率が非常に高いです。
しかも、
ガス、電気、水道代は、
お客さんがきて、
コインランドリーを利用するとかかりますが、
利用者がいない場合は、
基本料金程度で済みます。
非常にリスクが少ない経営をされています。
これはまさしく、
賃貸経営と同じです。
設備投資(物件購入費やリフォーム費用)を、
できるだけ抑えることができれば、
月々の家賃は、
ランニングコストを差し引いた分だけ
きっちり、オーナーの手元に残りますよね。
さしずめ、大型コインランドリーは、
有名メーカーの新築アパートを
8%位の利回りで買っちゃった状態でしょうか。
あんな、
たくさんのスペースや機械がなくても、
コインランドリーとしての機能は十分果たせます。
ここでもやはり、
費用対効果。
今回のランドリーツアーで、
コインランドリー経営の本質を
垣間見させていただきました。
最初から、
有名メーカーのコインランドリーシステムに乗っかってたら、
大変なことになっていました。
KLCさんに、会えてよかったです。
出来るだけ、設備投資を抑えて、
まずは、
洗濯機1台、乾燥機2台からやっていこうと思います。
これに近い感じです。
あっ、それから・・・
KLCさんが、車の中でお話し下さったことを
けいなりの解釈でブログに載せました。
KLC様、
違っていたら、すぐに訂正しますから、
コメント入れて下さいね。
けい 2008.12.14