本日、不動産ネタではありません。
朝、昼、夕と、
3つのスケジュールが
どれも、心に響くものとなり、
心がオーバーヒートしています。
ブログに何を残そうかと思案しました。
今日しか書けない、
次男の、卒部式のことを残します。
野球が好きで、
甲子園に行くことを夢見て、
この地域で一番甲子園に近いと言われていた高校に入学。
ドロドロになって、
先輩にしごかれ、
監督&コーチにしごかれ、
大勢の仲間とともに、
甲子園を目標に過ごした2年半。
最後の大会は、
信じられない初戦敗退。
しかも、次男たぁ坊、
ノーアウト満塁のチャンスに、
空振りの三振。
そのあと、
試合の流れが変わった。
試合後、ベンチから引き揚げてくる階段の途中で、
号泣。
「かあさんゴメン!」
と言いながら、泣き続けた。
あれから半年。
本日が卒部式。
勝つことが義務付けられたチームで、
結果を残せなかったこの学年の野球部員にとっては、
半年経った今日も、
厳しい言葉が容赦なく監督の口から浴びせられた。
夏の大会後から今日まで、
校内でも、みじめな負け方をしたことが
野球部員の心に影を落としていると・・・
乗り越え成長していくためには、
あの屈辱を忘れてはならない!
と、言われる。
親にとっては、
「もういい。
分かっているから。
この子らは、初戦敗退したんだ。
もう、終わったことを
言わないで欲しい。」
と、そう思った。
監督は悔しさを、口にすることで乗り越えよという。
親は、忘れることで乗り越えようとしている。(葛藤)
肝心の子供らは、
どう思っているんだろうか?
最後に、卒部生一人ひとりが、
親へ向けて感謝の言葉を述べる。
これは、毎年行われる儀式。
18歳男子。
野球部員。
泣きながら、親へ感謝の言葉を伝える。
そして、親も泣きながら、
子供へのねぎらいや感謝の気持ちを伝える。
高校での野球人生は、
つらいことのみ多かりし。
2年半の頑張りを始めて口にし、
頑張った自分を認めることができる。
支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えることができる。
これができて、初めてあの屈辱を乗り越え、
これからの人生に活かしていけるのだと思う。
大切な節目を、野球部全員で祝う、この儀式。
今年は、こんな辛い結果でしたが、
やってもらえてよかった。
次男たぁ坊の感謝状の一部です。
17名の3年生。
それぞれ、進路も決まり、
この苦しかった経験を生かして、
次のステップへ進んでいくことでしょう。
それにしても、
大学組は、(私立ですが)推薦で決まり。
就職組は、新日鉄・住友金属・山九・JR西日本など、
大手企業ばかり。
さすが、野球部は企業でも超人気。
不況知らず!
この子らの頑張りは、会社にとっても役に立つ存在になりそう。
硬式野球を続けるのは、次男たぁ坊ともう一人。
社会人野球に所属する。
次男たぁ坊は、
どこかまだ甘えが強い。
今の自分に欠けていることを早く見つけて、
大好きな野球で
成就感を味わって欲しい。
と願う、親バカです。
バント処理で猛ダッシュするたぁ坊。
ホントに親バカでスミマセン。
息子のファンです。
けい 2009.2.1