アナログ夫婦の不動産投資日記

先日

母へお花をプレゼントしようと、
超有名なSCの中にあるお花屋さんへ行った時の事。

カーネーションとラベンダーの鉢をアレンジしてある
イイ感じのバスケットに決めました。


レジにて、イザ会計！

「この紙袋にお入れしてよろしいですね。」

と、

白地に音譜とニコちゃん風イラスト付き紙袋を出してきた。

今日は大事なプレゼントですからそれは困ります。

「ラッピングをお願いします。」

「え？　余分に１００円かかりますよ。」

「モチロンいいですよ」

「中身が見えるようにセロファンで包むか、
　見えないように包むか、
　どちらにされますか？」

棚に掛けてあるシックでオシャレなリボンを指さし、

「セロファンはいらないので、
　あのリボンを付けて下さい。」

「あれはダメです！
　ラッピングには、
　このリボンを使うようになってますので・・・」

「？？？・・・でもあのリボンを付けて頂きたいんですが」

「あれはダメなんです！」

「リボン代は払いますから、
　あのリボンにして下さい。」

「ラッピングは、
　セロファンを付けるようになってるんです。」

「では、
　セロファンでラッピングしてもいいので、
　リボンはアレにして下さい。」

「リボンは、これしかできないんです。」


(怒らないでよね(^_^;)

　今日だけは、ありきたりのリボンじゃダメなの）

「リボン代金もラッピング代金も払いますよ。」

「え～？？？」

「ラッピング代金１００円と
　リボン代金１００円をお支払いしますので、
　あのリボンを使って下さいね。」

「分かりました。」

ホッ(^_^)v

ラッピングをしながら、
ふと彼女がつぶやきました。

「すみません。
　マニュアルがあるもので・・・」

「マニュアルを中断してゴメンナサイね。
　でも、
　マニュアルを壊した方が、
　儲かる事って、
　よくありますよね。」

「はい。
　そうなんですけど・・・
　お金がかかると怒る方もあるんですよ。」

「そうですか。
　大変ですね。
　今日は、私の誕生日なんです。
  これは、
　私を産んでくれた母に届ける感謝のお花なので、
　リボンに拘らせてもらいました。」

「そうだったんですか。
　わぁ～　
　緊張しますねぇ
　心を込めて結ばせてもらいますね。」

めでたし、めでたし

　　　　けい　２００９．５．９