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映画『TAKESI'S』を見ました。見終わった直後の感想が「これは作ってる時点で誰か止めてやらなかったんかいな」と言うものでした。それだけぶっ飛んだ作品でした。
どこまでも虚無が蔓延してる作品でした。何処までが現実で何処までが夢で一体どの辺りが実際起こった場所なのかさえ不明と言う何とも観賞側を困惑させる作品です。 売れているTAKESIと売れていないTAKESI。一体何処に違いがあって何処までが売れているTAKESIとリンクしているのか。売れていない方が出世できないのは売れている方が原因です。けれども、TAKESI(B/売れてない方)にはタケシAには一切かかわりが無い事がポイント。 そして最後には起きたこと全ての否定。それによる起こりえる可能性の肯定は見ててバカかと思ってしまった。タケシAがこれからとる行動を変えなければ、もしかしたらBの世界へ引きずり込まれるのかもしれないと考える中々ホラーです。 Bが堕ちていく中でキーになるのが周りの人物です。彼らはたけしBに対して一切の好感を抱いていないのにまとわりつくあたりが心の底から人間の醜悪さを書いているというか、何と言うか。 とりあえず俺的には傑作でした。素晴らしい、エクセレントだった。うん、やっぱり時々見る映画っていいよね!特に難解な奴ってのは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.23 16:06:14
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