荒れ果てた 大地

久しぶりに良い本を読みました。著:柿森秀久。タイトルは「特殊部隊とは何か ニュースでは決して報じられない、その極秘任務」です。
この本の内容は各国の特殊部隊の任務、そして生まれた背景などを書き記し、なおかつ今後日本がどうすれば良いのかと言うところまで手を伸ばしている幅広い本です。
ネタバレを含むのは個人的によろしくないので厳密な内容の解説は省きますが、今話題の北朝鮮の特殊部隊の内情。そして隣接国である韓国の行動実績。他にも色々書いてます。
そして特殊部隊と一口に言っても各国で陽動部隊であったり重要な任務(サボータジュや敵の戦力の確認、情報収集等)をどのしている事を事細かに書いてあります。
特殊部隊とはどのような試験を経て、なおかつどのようなスキルが必要なのかも詳細に書かれているお勧めの一品です。自分は借りた本なのですが貸してくれた友人に感謝です。
そのように今まであまり身近に自分の感じていなかった｢特殊部隊｣という存在を明確に示してくれる本であり、昨今の軍隊と聞くだけで拒否反応を起こしたり野蛮などの印象を持つ方にお勧めしたい本でありました。