念願のオオルリは♀だった・・・

2011年04月24日

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カテゴリ：野鳥

野鳥を見始めたのが２０００年の冬。
それから約１１年の歳月が流れた。
見たくても未だに見ることができなかったオオルリ。
朝５時に起きて車を走らせること約４０分。
A川沿いにあるA公園に着く・・・
そこには２か所の鳥見スポットが有るが、迷ったあげくK森の方に行った。
これと云った鳥は見ることが無く、オオタカのつがいにはいきなり飛ばれてしまった。
それから少し経ってP森の方に車で移動した。
林の奥の方まで歩くと２０人ほどのカメラマンのかたまりが居る。
何を撮っているのかと聞くとオオルリとの答え。
「やはりこっちに来ていたのか！」と気持ちがはやる。
しかし、つい先ほどまでしきりにさえずっていたと云う声も、全く聞こえなくなっていた。
「あと３０分早ければ・・・」
しばし待ってみたが現れない。
三脚を畳んで肩に担ぎ車に向かう。
３０ｍほど歩いたところで小鳥が頭上の枝に止まった。
双眼鏡でのぞいたが光の加減が悪くて何の鳥か判らない。
すぐにデジスコで撮影する。
見たことのない鳥だ。
そのうちに何人かのカメラマンが寄ってきて「今のはなんだった？」と口々に言う。
私は「もしかしたらオオルリの若鳥かも・・」と答える。
画像を見せると「これはオオルリの♀だな」とベテランらしき方の答えだった。
朝、ポイントを迷ったことは今更嘆いても仕方のないことだが、青いオオルリが撮れていたかも知れない・・・
だが、ともかくも念願だったオオルリを撮れたことには違いないのだ。
嬉しさをこらえるように車に急ぎ帰路に就いた。

K森で撮ったアオジ。