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カテゴリ:旅行
ぷらぷらお買い物してたらふく食べたらやっぱり脳も使わなくちゃねえ
って事で 富岡ICからすぐのとこにある富岡製糸場に寄って来ました。 殖産興業政策を掲げた明治政府が 輸出糸の大量生産と品質改良を目的として導入した 日本初の官営工場です。 機械製糸の伝習生として 15才~25才の若い娘が雇われました。 熱湯につけた蚕の繭から糸を繰り出す作業はきっと暑くて過酷だったんじゃないかと 思ってしまいますが それよりも 新しい仕事に取り組むワクワク感の方が 大きかったようです。 衣装住つきで2万円ほどお給料が出たそうですが フランスから 若い女の子の好きそうな流行りの香水だの小物だのを売りに来るので 皆さんお買い物しちゃって お金を実家に入れる子はあまりいなかったそうです(爆) 繰糸場と工場内。↑ 産業遺跡として世界遺産に登録されるよう頑張っているそうなんですが 現存している建物全てが当時のままというわけではないし 正直なんかインパクト薄い・・・ 入場券を購入したら黄色(着色しているわけではなく自然の色)と白の繭玉をもらいました。 帰宅した次男は繭玉を茹でて糸をとったらこんな! しばらく置いて乾燥するとやはり太い糸はガサガサしているけど 細い糸は乾燥してもすべすべして肌触りが良い。 細い糸の方が高級だったわけですね。 糸をとった後は中身が気になります。 口がなく食物を摂取できない成虫は卵を産むだけ。 そして生まれた幼虫はせっせと桑の葉を食べて繭を作ってもこういう運命。 子供たちと「人間って勝手な動物だなあ」と語り合いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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