|
テーマ:ひとり言・・?(17621)
カテゴリ:カテゴリ未分類
昼から用事があったので支度をしていたらケータイが
表示を見たら家人だった。 大抵の連絡はメールなので 何か大変な事が起こったんだろうと思いながら応答したら 「おやじが今朝亡くなった。朝起きたら冷たくなってたらしい。とりあえず今から名古屋に行って来る。」 名古屋のじーちゃんは75歳。 元気いっぱいで ヒマを見つけては野山を駆け巡り(?)マツタケを取って来たり 一坪菜園で野菜を作ったり 大忙しの人だった。 家の前に義弟親子が引っ越して来たので 子供の面倒はほぼじいちゃんが1人で見ていた。 それだけも大変なのに 昨年からはゴルフ場に勤めていた。 ・・・ゴルフでも始めようと思ってたのか?! 義母さんは何もしない遊び人だから(失礼) 魚もじいちゃんがさばくし 朝のコーヒーもじいちゃんが淹れる。 畑はじいちゃんが耕して 野菜もじいちゃんが収穫して 義母さんは食べるだけ。 自分は遠く離れた東京だし 地元の結束が固いこの家族に口出しする事はできないけど 義弟も義母も 何でもかんでも押し付けて じいちゃんは大丈夫なのかなあ 今に倒れるんじゃないか、とずっと心配していた。 予感は当たった。 その日もせっせと働いて 漬物石をゴロゴロ転がしていて 夜11時頃に「なんだか腰が痛いがね」と言って 湿布薬を貼って床についた。 それっきりだった。 調べてもらったところ 脳出血して血液が背骨に流れ込んでいたようだった。 死亡時刻は恐らく0時頃だろうとの事。 湿布を貼ってフトンに入って1時間後か・・・ じいちゃんが全てを1人で取り仕切っていたので 雑務がさぞや大変だっただろう と思ったら 誰かが巻きものを見つけた。 それはじいちゃんのエンディングノートだった。 キャッシュカードを持っていないので 通帳の場所、その印鑑の場所など 大事な事を全部書き付けてあった。 じいちゃん・・・・ 他人の私が家人と一緒に駆け付けてもゴタゴタするだけだから 家人の指示のあった 翌日の通夜の1時間前に到着できるように家を出た。 葬儀所をググって見たら 地下鉄の駅から1330mなので こりゃ歩けるじゃん って歩いて40分。あれえ?そんなにかかるかなあ。 なんかおかしい。 っていうか絶対おかしい 到着してみたら電気も消えていて真っ暗。 「御用の方は052-XXX-XXXXへ」という張り紙がしてあるので そこに電話してみたら ここは本社で 式は別の場所だと言う。 ナニーーー?!すみません、歩いて来てるので迎えに来てもらえますか?と頼んで来てもらった が、寒空に佇んでいる親子3人を見た社員が 「あれ?!車じゃないんですか?!」 いや、だから歩いて来てるって言ったんですけど・・・ 「すみません!聞いてませんでした。あ~だったら普通の車で来たのに・・・・」 はい?(普通の車に見えるんですが?) 「この車、花とか積んでたんで ちょっと汚れてて・・・・」 うっまあ仕方ない! 菊の花弁や葉っぱの散らかったシートをさっさと払って 長男次男を座らせて 私は助手席に乗り込んでGO! ああ!またまたギリギリなんだよ! あうう~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|