ラバー・ソウルのジョンレノンは
ああ暑い一日でした。部屋29度・・・さすがに冷房入れました。今週、思いついたように通勤時にビートルズレコーディングセッションを読み返したら、いやぁ彼らのスゴサに驚かされました。ラバー・ソウルは、1965年10月12日(火)に製作開始し同年11月11日(木)にレコーディング終了同年12月3日(金)には、リリース!そしてなんと彼らは、レコーディング前に新曲を持っていなかったそうです。この1ヶ月間で作曲しレコーディングし、あの最高の名盤を作ったのだからやっぱり本物の天才ですね。とくに、ジョンレノンは、その才能がまさにピークで「ノーウェジアン・ウッド」(ノルウェーの森 最高の誤訳)「ひとりぼっちのあいつ」(詩と曲・演奏完璧)「ガール」(ジョン最高の泣きの美メロ)「イン・マイ・ライフ」(ジョンっていいやつだよ)4曲の決定的名曲をこの間作ったことになります。ラバー・ソウルだけではくビートルズのそれぞれのアルバムがそれぞれごとに同じ匂いの音がするのは、彼らが短期間に集中的に才能をぶつける結果なのでしょう。この「ビートルズレコーディングセッション」ってほんと読めば読むほど面白い本です。実は、この本の最後にポールのインタビューがあるのですがこれが、また最高なのです。ここでポールが、ジョンについてこう語ります。ビートルズは、本当にいいグループだった!・・・ちょっと略・・・「ジョンとあなたは偉大なソングライターチームだと思いますか?」と訊ねられると「うん。うぬ惚れていると思われるかもしれないけれど「そうは思わない」とか「まあまあじゃないの」なんていうのはバカバカしいよ。だって本当にいいんだから!」って答えた。だって僕の相棒はジョン・レノンだったんだ。あの偉大な男さ。「LITTLE MAN ,BIG MAN」という映画の冒頭に、「我々はインディアンを演じていたのではなく、インディアンとして生きていた」というセリフが、あったけどまさにそれだよ。そればかりか、僕のパートナーは偉大なジョン・レノンだったんだ。彼のパートナーは、ぼくだったんだ。これがエキサイティングでないはずないよね。