丹波哲郎先生が亡くなられて、『新幹線大爆破』を観ていたので、昨日の更新はナシでした。
　個人的にはこの人の出演作品は当りが７割だと思っているんで、好きな俳優さんでしたね。
　『ポルノ時代劇　忘八武士道』、『切腹』、『二百三高地』、『ノストラダムスの大予言』、『日本沈没』、『怪談』、『力道山の鉄腕巨人』、『０課の女　赤い手錠』、『直撃地獄拳　大逆転』、『ＲＩＫＩ-ＯＨ　力王』、『北京原人　Who are you?』（笑）とか、挙げるとキリがないな。　
　
　Ｇメンつながりからか（役どころは違うけれど）、『クレヨンしんちゃん　温泉わくわく大決戦』にも出演していて、ゾウさん比べてたのが良かったなぁ。関係ないけれど、同時上映だった短編「クレしんパラダイス・メイド・イン・埼玉」が何故か前回やってましたね。虫の知らせ？
　時代劇からヤクザ映画、アニメやバラエティなんかまで、幅広く活躍されて、若い頃は苦労したことをおくびにも出さず、貫禄と重厚さをもったいい役者さんでした。
　地球大統領なんてこの人ぐらいしか無理でしょう。
　
　学研『ムー』購読者だったんで（タイアップだったかな、確か）、『大霊界』を公開当時に観るのは当然の流れだったわけですが、今観るとまた印象が違うんだろうな。
　折角、和製ホラーばかり最近観てるんだから、これも観ればいいか。ただ、これはホラーかは微妙だけれど。
　因みに、『丹波哲郎の地上より大霊界』というビデオがあるけれど、これは『砂の小舟』を「大霊界」ブームで復活させようとした一品。シリーズ三作とは関係ありません。
　
　丹波先生と言えば、ひたすら演説しているんで、遂に霊界に飛んでいった後も、ここぞとばかりに一席ぶってるんじゃないかなと。
　なにはともあれ、ご冥福をお祈りします。合掌。