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カテゴリ:マンガ
前々から気になっていた『彼岸島』を借りて読む。
前半、師匠に逢う直前までの展開・設定は、ホラーとしてよくできてます。そこからは徐々に別のマンガにシフトしてきてますけど。 吸血鬼の生まれた経緯とか、弱々しくも希望を持って生きる人間賛歌だとかも良くできてるんですけど、やはり画力もあいまって兄貴が死んだ辺りからの展開がジャンプマンガ概視感タップリなのがなぁ。 まぁ、もともと丸太で吸血鬼の顔を潰したりしてたし、これでいいのかな。 内容のグロさを除けば、どちらかというと少年誌向きですかね。 それでも続巻を手に取りたくなるのは、絶望的な状況と意外な事実が次から次へと展開されるからでしょうか。ご都合主義と言われそうですけど、面白けりゃいいんですよ、別に。 加えて、不気味な画も効果的です。 特に、姫の造型の強力さは一級品ですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月10日 23時57分13秒
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