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カテゴリ:ホラー映画、好きです。
連休中、暇があったんで、レンタルビデオ店に。
チョット観てない間にホラーものって急速に増殖するのね。 それにしてもビデオスルーが多いな。 散々悩んだ末、まぁ、妥当だろうなということで、やたらと置いてあった『~デッド』ものでも観ることに。 世界規模でゾンビブームなんでネタには困らんな。 チョイスしたのは『マシーン・オブ・ザ・デッド』。 他意はないです。適当に選んだから。 さて、パッケージも適当に見て借りてきたものの、それなりには期待してたんですよ。毎度毎度の淡い期待ですけどね。ええ、その通りです、見事に裏切られましたね、今回も。 内容は分かりません。 いや、統合失調症(分裂症)のロボットがやる気のない悲鳴をあげる巨乳(全員)のネーチャンを次々に惨殺していくというヒドイ粗筋くらいは分かりますけどね。細かい所がサッパリ。 ということで、amazonの商品説明を見てみる。 遥か彼方からやって来た謎の異性ママ人マシーン集団。若い女性ばかりを狙い襲う彼らの目的とは?高い知能指数を誇り、高度な文明を築いてきた彼らが地球にやって来た理由がやがて明らかになり…。 オイ、オイ。 そんな話、本編で触れられてないぞ、全く(笑) 返却に行く際に、パッケージもしっかり読むと、「男は機械だけになった惑星に異星人マシーン軍団が飛来」とか新情報が続々。 そもそもマシーン軍団ってアンタ、殺人犯は一人なんですけど。 特典についている予告編も本当に本作のなのか疑うくらい。 中身を全く見ることなく、テキトーに内容を推測したのか、こりゃダメだということで内容を創作したのか、多分後者でしょうな。 確かに、古典SF映画のお約束、美女を襲う異星人を現代風にアレンジした映像を想像してしまうから、ずっと面白そうですけど。 まぁ、向こうのDVDのパッケージでも謎の人(もちろん、本編には登場しない)がいるんでどーでもいいのかねぇ。 それともオリジナルと内容が違うのか。 内容は上にも書いたとおりなんですけど、その描き方がまたスゴイ。 唐沢俊一が紹介したことで一部では有名な好美のぼるの『妖怪屋敷』と全く同じ手法なんですな、これが。 部屋に侵入→裸になるまでのぞき→変態ロボ登場→緊張感のない悲鳴と演技→殺害(ペットも)、損壊→空飛ぶミニカーとミニチュアのビル(超高層600階)→バカ刑事コンビ到着→漫談 延々この繰り返し。 多分『妖怪屋敷』よろしく20数回はやってんじゃない。 その合間にシュミレーションと称してロボット同士で殴りあったり、チャンバラしたりして遊んでます。『チアリーダー忍者』の張形での巨大ロボチャンバラ並みにヒドイですよ、これは。 そして一言「こんなことして何になる」 なにそれ。 全体的には、『裸のランチ』『イレイザー・ヘッド』『π』『セブン』『ありふれた事件』『エレメント・オブ・クライム』『夏の思い出』(山本直樹原作のね)をごった煮にして、キリスト教的なスパイスを効かせたりしてるから、監督はひょっとして本気なのか? 一応、『ゾンゲリア』へのオマージュもありましたね、そういえば。 そうなるとH・G・ルイス風の死体損壊だとか、変態殺人犯の最後は『ゴア・ゴア・ガールズ』か、ナルホド。 因みに、特撮のデキは筆舌に尽くしがたいため、いちいち触れると面倒なので、省略。一応、ロボットの造型自体はそんなに悪くない。特にターミネーターをパクった犯人が。 予算の都合で手首の可動が全然ないんですけどね。ナイフも放り投げるようにして使いますから。ポイッとね。 それでも可動音はいいですよ、BGMとあいまって。ウィ~ンと。 ところで、監督、制作、脚本の三役をこなすクライヴ・コーエンってどんな人なんだろうと疑問を持ったんで早速、海外サイトをナナメ読み。 原題は『Exterminator City』。 これがデビュー作。やっぱり。 それにしても点数甘いなと思ったら、オッパイへの評価ですか。 正味な話、途中くらいで想像を絶する睡魔に襲われることは必至なんですけど、それを乗り切る観賞方法の紹介をして〆。 ズバリ、日本語吹き替え。 何故か主人公の刑事が関西弁でしゃべりだします。 加えて、被害者、悪魔が東北弁に。 事件も歌舞伎町で発生。 ただ難点もあって、内容をすっ飛ばして下ネタ連発してますんで、字幕をつけることをお忘れなく。まぁ、しゃべってる内容を加味するとコッチの方がしっくりきますし、字幕をつけたところで内容はどちらにしろ理解できませんけどね。 さらに特典として、エンディングロールが内容にそったオリジナルラップに!声優陣オールキャストで楽しそうですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月12日 00時51分46秒
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