ふしぎ生物アンとキモ 1食目
偉大なる科学者の東雲博士は今日も大好きなアンキモで一杯やっていましたでも、このアンキモはとても高価でたくさん食べることができませんそこで、博士はアンキモを増やす薬を作りましたさっそくその薬をアンキモにかけてみますするとどうでしょう大きな爆発の後に現れたのは2つの小さなかけらだけどうやら失敗したようです・・・薬はまた新しく作るとして今は、かけらになってしまったアンキモを肴に酒をあおろうとしましたそのとき、どこからか声がしました「博士、僕たちを食べないで」なんと喋っているのは先ほどのアンキモのかけらですどうやら東雲博士はアンキモを増やす薬ではなくアンキモに命を吹き込む薬を作ってしまいましたアンキモたちは言います「ぼくたち、博士の作ってくれたこの体で 世の中のいろんなものを見てみたいんです」生命の神秘に触れた博士はとても感動し2つのかけらに、アンとキモという名前をつけました「それでは博士、ぼくたちこれから旅に出ます」博士はいつでも帰ってきなさいと暖かく出迎えてくれましたこうして、アンとキモの冒険の旅は始まったのです2食目に続く