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テーマ:最近観た映画。(40112)
カテゴリ:映画は素晴らしい!!
映画「しゃべれどもしゃべれども」見てきました。
国分太一が演じる二つ目の落語家さんが、ひょんな切っ掛けで落語教室を始めることになります。 この落語家さん頑固で生真面目。融通が利かないもんだから自分の芸のことでも悩んでるのに人の面倒までみようってんだからさあ~大変!(笑) 人間大変な時ってのは人のことを親身に考えてやることなんて出来ないもんです。 これは世の常ってもんですよ。 そんな頑固で生真面目な彼が生徒さんと関わることで人の痛みを知り、自分の話にも血が通う。 やっぱり人は一人では生きて行けないものなんですね~ こういった人情話ははっきり言って邦画はぴか一です! 見た後でなんだか心の中があたたかくなります。 映画でも音楽でも何でもそうなんだけど作り手側の意図がそのままちゃんと伝わるかって言うと必ずしもそうとは限らない。 でもそれで良いんだと思います。 感じ方なんて人それぞれなんだから。。。。。 ただ「面白くない」の一言で片付けるのはどうも性に合わなくてね~ 何かを感じることが出来れば自分自身も得した気持ちになれるしね。 最近仕事の関係で色んな人とお話ししていても感じることが自分の興味のないことにはホント無関心な人が多いということ。 私自身もけっこうのめり込むタイプなので入り込んじゃうとそればっかりになってしまいがちですが、出来るだけ沢山の人と接して色んなことが吸収できるといいな~なんて思ってます。 「しゃべれどもしゃべれども」を見て改めてそんなことを感じましたね。 「しゃべれどもしゃべれども」のなかで落語教室に大阪から東京に引っ越してきた小学生がいます。 この小学生が今は亡き桂枝雀師匠の「まんじゅう怖い」のビデオを見て上方落語の「まんじゅう怖い」を練習して発表するシーンがあるんです。 この小学生がすごく頑張ってるんですよね~桂枝雀師匠の動きや表情までコピーしようとしているんです。 若い頃に見た桂枝雀師匠の落語を思い出してしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月29日 15時38分43秒
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