テーマ:旅するシーカヤック(153)
カテゴリ:あるく、みる、きく
9月8日(土)、絶好のツーリング日和となった朝。 蒲刈のいつもの浜でシーカヤックを降ろし、荷物をパッキングして漕ぎ出す。
この辺りは潮流が複雑で流れも早いのだが、今日は中潮。 風もないので、しっかりワッチしながら漕げば大丈夫そうだ。 今は下げ潮なので、大崎下島の南側を漕いで行く事にしよう。 いつものペースで、休憩無しでちょうど2時間ほど漕ぐと、今日の目的地である『御手洗(みたらい)』へと到着した。 目の前には、お気に入りの島の一つである『岡村島』のいつもの浜が見えているが、今日のキャンプ地は、ここ御手洗。 *** 着替えるとちょうど昼前。 まずはいつもの食堂へと向う。 そう、ここの中華そばがおいしいのだ。 美味い中華そばでお腹を満たすと、街の散策へ。 いつもは、ここ御手洗で少し休憩した後、キャンプ地である岡村島へ渡ってしまうので、大長まで足を伸ばす機会がなかった。 今日は、ここ御手洗泊なので、前から気になっていた蜜柑で有名な『大長(おおちょう)』の町を、ゆっくりと歩いてみる事にした。 ↑ 昭和を感じるお店。 うん、良い雰囲気である! ↑ 目立たないところに掛けてある看板も渋い! 左下には、『黄金バット』が。。。 ↑ 手押し車で魚を売って歩いているおばあさん。 新鮮で美味そうな太刀魚が捌かれていた。 *** ↑ 偶然見つけた『宇津神社』、参道も良い雰囲気。 今日は、大崎下島でお世話になることを報告し、航海の安全を祈る(後で知ったのだが、海難除けの神様らしい)。 ↑ 手水のつかいかた、を説明する看板の女の子が、なんとも不思議なミスマッチ感 *** ↑ 港には、みかんを運ぶ『農船』が。 どうやら今でも現役らしい。 海の駅まで歩き、すこし休憩すると、今度は山道へ。 両側には、ちいさな実が育っている蜜柑の木が立ち並ぶ。 勾配は急だが、車もほとんど通らず、景色も良い。 少し暑いが、最高の散策。 海、山、集落、橋。 まさに、瀬戸内らしい景色。 たっぷりと景色を堪能し、御手洗の町へ戻る。 *** 御手洗では、休憩がてら『潮待ち館』へ。 今年の冬に御手洗を訪れたとき、ここの観光協会の方々に親切にしていただき、いろいろなお話を伺った。 今回も伺うと、その時の女性の方がおられ、私の事を覚えておいて下さっていた。 『みかんジュースいただけますか?』 そう、この施設の奥のスペースは、飲み物をいただける喫茶ルームになっているのだ。 椅子に座り、冷たくおいしい『みかんジュース(200円)』を飲んで、疲れを癒す。 その後は、しばし立ち話。 今回もシーカヤックで来た事、今日は御手洗で泊る事、大長を散策して来たことなどをお話しする。 さっきあるいてきた山道は、『オレンジライン』と呼ばれているらしい。 『西側は、夕日がきれいですよー』とのこと。 じゃあ、今度はロードスターで来てみるかな。 *** 夕方、テントを張った海辺に戻る。 今日は、2時間漕いで、3時間を越える散策。 暑かったし、やっぱり疲れたなあ。 ベンチに座り、キリリと冷やしたビールを取り出す。 海を眺めながら『プシュッ』 『グビグビ グビーリ』 ああ、今日もええ一日やった。 さて、もう一本飲むかな! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 9, 2007 06:12:30 PM
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