カテゴリ:TYPE-MOON
↑は「ありす」ではなく、ナーサリーですが。
原作ゲームでは仲良くなった彼女を倒して進まないといけない訳ですが、 今回のお話は「彼女を倒さずに進んだ顛末」といったところでしょうか。 ナーサリーの言う通り、残念ながらすでに しまっている彼女に未来はなかった。 そんな訳で、しんみりしながら今回の話を観ていて思ったのが、これって電脳版死徒化なのではないか、ということ。 そもそも、型月作品では人間はどれだけ優れた魔術を収めていても寿命を超えて生きるということはできません。 とはいえ、抜け道はあります。 少なくとも、私が把握している対処方法は以下の3つです。 ・使役した蟲で他人の肉体を捕食、自分の肉体に転換(間桐臓硯) ・他者の魂を己の糧として変換(ダーニック=ユグドミレニア) ・他者の血液を吸血(死徒) いずれの方法も衰えてゆく肉体を他者の生命を奪って無理矢理維持するというやり方です。 また、これらの方法は大変ハイリスクで、精神が歪んだり、自意識が混濁したり、死徒化による吸血衝動に襲われ続けたりというデメリットを背負うことになります。 消滅することを拒んだ「ありす」は意図せず彼らと同じ手段を行使していた訳ですね。 それを延々と続けた結果があの姿だった、ということなのかな、と。 ある意味、彼女も「永遠」を求め続けている訳で、ネロ教授やロアと目指す方向は同じだったのではないでしょうか。 時間を繰り返すナーサリーの宝具性質も含め。それぞれの動機は勿論、別ですが。。。 あと、主人公と親しかった少女が怪物になってしまった……という点は、さっちんに近い物を感じますね。 「メルブラ」で路地裏同盟を組んださっちんのようにいつか、「ありす」が救われる平行世界もあるといいな……と思う今日この頃でした。 それにしても、1000年、電脳空間に生き続けているマスターってそれはもう英霊や亡霊と何が違うんでしょうねぇ。。。
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最終更新日
2024年11月04日 08時57分45秒
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