今日も他人事

第五部も前半終了。いよいよ、後半戦に突入です。

同時に残念ながら、フーゴも物語から離脱。本編での彼の登場はこれにて終了。

一応、過去編にあたる「ローリング・ストーンズ」の回で出番があると思いますけど。もしかすると、アニオリで彼のシーンが描かれるかもしれませんが……。

私、ジョジョの中でも第五部が一番好きですけど、特にお気に入りなのがフーゴなんです。




知性的なのにキレやすい性格、獰猛かつ狂暴なスタンド。あと、美形の顔立ち。

だから、彼の活躍が少ないのも途中で脱落したのも連載当時（小学生ぐらい？）凄く残念でした。

この歳になると、こういう立場のキャラが一人はいた方が結果的に面白いよねと思うのですけども。

恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険よりー （集英社文庫(日本)） [ 上遠野 浩平 ] 価格：702円（税込、送料無料) (2019/3/4時点) 楽天で購入

第五部終了後のフーゴについては「恥知らずのパープルヘイズ」という小説で詳しく描かれています。

ネタバレを含む詳細を以前記載したので割愛しますが、パッショーネのその後やフーゴの心情も詳しく描かれているでのオススメ。

執筆は上遠野浩平さん。今、ＴＶ放送中のブギーポップを生み出した作家さんです。

特殊能力者同士の戦闘描写、キャラクターの内面の動揺など実に丁寧に描かれてます。

私が購入したのはハードカバー版ですが、数年前に発売された文庫版にはトリッシュの話も掲載されてるので今買うならこちらですね。

あと、追記あとがきのスタンドに関する考察（グレイトフル・デッドとか）も面白かった。

ちなみに現在放送中のアニメ版とはフーゴの過去（彼が暴行に至った理由、フーゴを勧誘した時のブチャラティの台詞）が異なっています。

方向性がかなり違うので、どちらがいいかは見る人次第かな。フーゴの複雑な人間性を鑑みると、私は小説版の方が好きですけども。

いずれにしろ、「荒木先生のジョジョじゃなきゃノー！」という人でなければ一読の余地ありですノシ