これは4Dで見るために生まれてきたような作品……！
CMの時点からして「これは4D向けだよね…」と思ってましたが……いやー……ドンピシャですね。ガンガン揺れて、めっちゃ楽しい。
……というか、お話的にもっと揺れてもよくてよ！と思ったぐらい。多分、これが仕様的に限界だと思うんですけども！
ストーリーは王道、というか、良い意味で映画の教科書のお手本みたいにポイントを押さえてある作品。
敵施設破壊ミッションのメインプロットと、かつて死なせたグースの息子との確執とのサブプロットや軍内での孤立などのサブプロットを交えつつ、徐々に窮地に追いやられつつも最後は……みたいな感じで。当然、美女もゲットＤＡ☆ＺＥ！
こう、奇ををてらった作品ではないけど、
「お前らが味わいのはこれだろ？(にやり)」「はい、そうです、こういうの大好き、もっと、もっと、ください……っ！」ってなれる作品でした。泣き所あり、燃え所ありで始終ニヤニヤ。
あと、自分は吹き替えを推します。私個人が洋画をＴＶの吹き替え版で見るのに慣れているのが大きいんですけども。
つまり、トム・クルーズが画面で喋る時、聞こえてくる声は安定の森川さんボイスが一番馴染むのよね。
シュワちゃんなら玄田さん、ジャッキーなら石丸さん、イーストウッドなら山田さん、みたいな。
他にも、グースの息子役が宮野さんなんですけど、後半までシリアス系寄りで格好良かったのが、終盤のトム無双に振り回されっぱなしで一々、リアクションが面白いのなんの（笑）
そのライバルポジのハングマンを演じる中村さんの嫌みキャラっぷりも素敵。
すっごい厭味ったらしい台詞回しで、その癖、ちゃんと格好良い男っぷりもバッチリ決めてくれちゃってまぁ……たまらん。
中村さんの担当されてるキャラでこんなに好きになったのは……あれかな、グラハムやフェリーニ以来かも。
という訳で見て損のない楽しい映画でした。というか、これは映画館で体験すべき作品だと思います。是非是非。
