カテゴリ:感想
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爆☆殺! なんだろう……遂に「おっ」って思える展開でしたね。やるじゃん、俺様ちゃん……d(ーー 欲を言えば、直前に強敵ムーヴな会話してた敵スパイ&狙撃手をもっと活躍させて欲しかった……まさか、そこから二人そろって雑魚ムーブしてくるとは想定外。まぁ、下野さんの逃げ回る演技が見れて楽しかったけど…… 正直、狙撃手君はティアに一発位、鉛玉ぶち込んでくれてても良かった。それぐらい、今回、やらかしてるなぁという印象が強かったので。 例えば、リリィはいいんですよ。なにやったって。バキャだから(== でも、ティアは……駄目だよ、アレ。なまじ、自分では有能だと思ってやってる分だけ性質悪いなって。こりゃ、スパイ養成校で問題児扱いされちゃうのも止む無し。
まぁ、キャラとしては、ティアとリリィが好きなんですけど。あの二人は組ませた方が良いと思う。やる気のある馬鹿と、自分は有能だと思ってる馬鹿で。バカバッカ。そろそろ、また、アニオリ回で皆揃ってダラダラしてくれないかしらん。 逆に組ませちゃいけないのは、モニカとアネット。 多分、何の面白みもなく、普通に任務こなしてクリアしちゃうよ、この二人。だから、物語にならない……(== そんな訳で、とりあえず、三巻分までアニメ見て思ったのは……この作品、メインキャラ誰も殺す気なさそうですね。世界観的には数名退場しててもおかしくないんですが、そういう描き方をするつもりはないんだろうなって。正直、この後、急に誰か退場させられても「え、今更……?」ってなっちゃうし。 まぁ、気楽に楽しめる作品だなとわかりましたので、とりあえず、二期は全部見ますd(ーー ※8月17日追記 ちょっと捕捉すると、今回、ティアのやってるやらかしって、物語上、役に立ってるんです。メタ的な意味では。ただし、ティア自身の頭の中の思惑としては、何一つうまく行ってないだけで。 何故かというと、彼女には何も見えてないから。 彼女にあるのは「憧れの人のように頑張らなきゃ」って気持ちと「アネットのお母さん(らしき人)を逃がしてあげなきゃ」ってことだけで、しかもそれは「アネットの為(だと思い込んでる))」っていう非常に的外れなそれなんですよ。 彼女には彼女なりに責任感と行動力と人情味があるんですが、その努力が実らないんですね。正直、アネット本人はあの自称・母親(実際は母親ではない)のことをなんとも思ってないし、二人の関係的にもティアの考える母子像って完全に的外れだし。 それは13話のやり取りでもはっきりしてて、彼女の頑張りっていうのは、モニカとかからすると、踏み台として利用できる程度なわけですよ。あの娘、ソロだと普通に優秀だから。 ただ、アネットには、その空回りな愛情が「ティアの姉貴、優しいです!俺様のお母さんです!……それはそれとして、あのクズ女は不合格です(ボカーン!」につながったので、結果、オーライと。 そういう意味だと可哀想ですよね、ティア。 ティアはリリィを馬鹿で扱い易い娘だと思ってそうですけど、実際はティアの方もモニカとかからしたら同じなんですよね。しかも、今回のエピソード中は本当に勝手をやってるので、モニカ視点だと「うざ、まじでこいつ、ナニ……私情挟みまくりじゃん……殺すか?」って思われても仕方ないと思うんですよね。 つまり、ティアが中心として動いてるんですけど、実際には彼女の活躍がないんですよね、今回。能力も解決にあまり関与してませんでしたし。 で、その理由は……まぁ、単純な話で、このエピソードって<忘我>だからですね、これ。 つまり、アネット回であって、ティア回じゃなかったと。ただただ、彼女はダシにされたんだなって(苦笑) じゃあ、今回のエピソードっていうのはなんだったのかというと、いつも有能ぶってたティアが実はリリィと同じぐらいダメダメな娘だっていうのを仲間内で知らしめたものの、結果として、その空回り感がアネットの琴線に触れて「俺様のお母さん」認定をして貰った、と。そういう意味だと、上手いなと思いました。ティアをダメダメに描くことで、アネットちゃんポイントを高まらせていくっていう流れだったんだな、と。 そして、アネット×ティアという新しい関係性が生まれて来たので、『スパイ教室』追いかけてみるのも良いかなと思えて来て、そういう意味では私、作者さんの掌で転がされてるなぁ、とニヤニヤ。
……実際問題、今回、アネットちゃんの本性と爆殺!が無かったら、私、この作品とは合わなかったと思うので、こういう展開になるようなお話作りをされてるなら、このまま追いかけるのもアリかな、と思っている今日この頃です。少なくとも、ティアの顛末は知りたいですしね。 まぁ、逆に言うと、アネットというガチでヤバいサイコパスちゃんにロックオンされちゃったので、ティアはこれからアネットを失望させたりして彼女の理想(イメージ)から外れちゃうと、あっさり興味を無くされて、サクッと殺されかねない危険性を孕んだ、ともいえるのかな、と。まぁ、そういう方向性に物語を持っていきたい作品では無さそうなので、比較的、安心してますけど(^^; あと、彼女のメイン回って、どうも次の4巻(《夢語》のティア)っぽいので、ひょっとすると、そっちで退場させられるかもしれませんし、少なくとも何かしらの試練に迫られるんじゃないかと思ってます。彼女の抱えている憧れ、とか、目標の部分で。そういう特徴を明確に持っていると描写されている数少ないキャラですしね。 そんな訳で是非、この後の18話以降で是非、ティアちゃんには汚名返上して欲しいですd(><
※8月19日追記 というか、今更気づいたけど、この世界って爆弾で人死ぬんだね……(ぉぃ) 今まで爆発でケホッってなってる描写しか見た記憶が無かったので、ギャグマンガ的な世界なんだろうなーと思ってましたが。まぁ、ギャグはギャグ、シリアスはシリアスって事で分かれよって事だとは思うんですけども。 深堀すると、アネットは自分の作成したトラップについて、「人を殺さない程度の爆発」と「人を確実に殺せる爆発」を使い分けられるんでしょうね。つまり、普段はクラウスをぎゃふんと言わせるため、あるいは、エルナちゃんに「不幸……」って言わせる為にケホッで済む程度の爆発に抑えてるんだろうと。(なお、部屋の壁は木端微塵に吹き飛ぶ模様) だから、本当は彼女、いつでも「相手を殺せる罠」を用意できるんだろうと思います。 それを普段しないのは、「こいつは殺さない」「こいつは殺す」っていうのをきちんと線引きしてるんだろうな、と。甘噛みと捕食の違いみたいなもので。何も考えずにトラップを作りまくってるんじゃなくて、「このトラップは殺さないためのものだから、殺傷力はこの程度で」って感じで。それを頭で考えてるのか、感覚的に決めてるのかは分かりませんが。 でないと灯メンバー(特にエルナ)とっくに何人か死んでてもおかしくない筈なので。あれだけトラップに引っかかってる以上は。でも、そうなってないのは、明らかにトラップの殺傷力を抑えてるから。 これまでは結構、闇雲にトラップを仕掛けてる様な印象を受けてましたけど、実際は状況と対象と影響を全て計算してやってると。それって、つまり、彼女は「自分の能力を制御できない困った子供」じゃなくて「誰よりも能力を制御できて、しかも、周囲の状況判断も的確で、殺しもこなせる天才」ということになるわけですね。俺様ちゃん……恐ろしい娘! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月17日 19時54分22秒
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