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「遊戯、見るしかあるまい!」「おう!」
金色の魔王 「汝らは、我をこう呼ぶ。すなわち──ロード・オブ・ナイトメア(悪夢を統べる存在)──」 今日は友達の引っ越し手伝いもあって、途中参戦でしたけど、やっぱ、面白かった。 まぁ、十代の頃、延々ビデオテープに録画して見続けてたから、大体覚えてるんですけど、それでも細かい所は忘れてて「演出上手いなぁ」とか、「ここの作画、良いなぁ」とか、しみじみ思う今日この頃なのでした。 この調子で来月は TRY もやってくれる……かな?(・・
さて、今回の『スレイヤーズNEXT』は原作の2,4,7,8巻辺り。つまり、第一部完です。 アニメの方はここからTRY、REVOLUTION/EVOLUTION-Rとオリジナル路線にシフト。 一方、原作小説の方は9巻以降、第二部としてリナ&ガウリィの新しい旅立ちに。 個人的には第二部好きだから、いつかアニメで見てみたい気持ちはあるけど……正直、二部のアニメ化が相当、難しい事は何となく分かる。あと、とっくにもう時期を逸している感じも。 9,10,12、13,14,15巻で一巻当たり4話にしても合計24話。2クールアニメでギリギリって感じかな。でも、スポンサー付かないだろうし、当時のスタッフも残ってなさそうだし、正直……ねぇ……。 ま、こういう風に、昔、楽しかった思い出を思い返すぐらいがちょうど良いのかもね。本当、出会えてよかったよ、『スレイヤーズNEXT』 d(>< ※9月5日追記 勿論、『NEXT』も全話が最高!素敵って訳じゃないです。 個人的に良かったなーと思うのは、完全アニオリの1話以外だと3~5話(2巻のアレンジ)、8~13話(4~5巻のアレンジ)、18話以降(7~8巻のアレンジ)辺りか。それ以外のアニオリ回はギャグっぽさが強過ぎて正直、そこまで……って印象。 個人的に『スレイヤーズ』の良さって、実際は陰鬱かつシリアスなストーリーを、リナ達が元気いっぱいに打ち破っていく、あの負けん気感だと思ってて、その辺の中和具合がいい味だったと思うんですよね。それが、ストーリーまでギャグ寄りにすると、ちょっとくどすぎって感じたりも。1話みたいに単発とかならいいんですけど、14~17話とか連チャンでやられると……。 でも、アニメが原作超えてるって思う場面もチラホラあって。 例えば、第23話の魔剣士(洗脳ガウリィ)戦。 これ、原作だとフィブリゾに鞍替えした竜将軍ラーシャートとの戦いのアレンジ版ですけど、『NEXT』でも屈指の戦闘回だと思います。『スレイヤーズ』の魅力でもある多彩な魔術の応酬に加え、本気を引き出されたガウリィ&烈光の剣(ゴルンノヴァ)の脅威、そしてザングルスの再登場と、今でも思い入れの強い回です。 そして、最終回。 原作では、ギガスレ使用後のリナをフィブリゾが内部から破壊(食事に混ざっていた自分の因子を利用だったかな?)したつもりが、実際には既にリナはL様と化しており、L様のカウンターでフィブリゾ消滅、気が付いたら全てが終わってた……って感じで、割とあっさりした展開だったのですが。 アニメでは一話丸ごと使って、リナの体と共に帰還するL様を、ガウリィが追いかけて取り戻すという、びっくりするぐらいのアレンジになっています。 どっちがいいかは、見る人によると思いますけど、ここで「敵に囚われた相棒(ガウリィ)を助けに行くヒロイン(リナ)」から「消滅する相棒(リナ)を助けにいくヒーロー(ガウリィ)」に転換して、ギリギリでもう一度、ガウリィの見せ場を作ったアニメスタッフには正直、脱帽です。d(-- やっぱ、リナとガウリィは、どこかで同等であって欲しいという気持ちがあって、そういう意味だとアニメ版の展開の方が物語的に燃えるなと思う今日この頃でした。マルチナとザングルスもいい味出してましたね~。地味に、5話でリナが「水母召(ゼラス・ゴート)」でクラゲを呼び出したりとか、細かいファンサも思わずニヤリ。
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最終更新日
2023年09月06日 00時04分54秒
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