カテゴリ:ゲーム関係
FF6が発売されて30年です。おめでとうございました。
そんな訳で、ここ最近、ゲーム配信とか、BGM動画とかで久しぶりにFF6を堪能してる訳ですが、見ながら、本当、良く出来てた作品だなぁとしみじみ。 最後に3×4人パーティで最終ダンジョン攻略で、ラスボスは12人(全員カスタマイズ可能)で変則的な総力戦っていうのも盛り上げ方として上手い。それまでのFFシリーズでは実現できなかったんですよね、これ。寧ろ、DQのお家芸。馬車毎ラスダンに突入して8人パーティでラスボスと総力戦って。それをFFのシステムで上手く実現してたの上手いなって。 で、気づいたんですよ。私が好きなのってこれなんだなって。 要はね、私は「FFが好き」だったんじゃないんです。「FF6までの見下ろし2Dで、おぞましくも美しい精緻を凝らしたドット絵で表現されたファンタジー世界と可愛いらしいSDキャラ達が織り成す物語が好き」だったんです。 だから、FF7以降、ハードウェアの進化に合わせて、FFシリーズは既存の方向性から脱皮して一段上の次元にシフトして進化していって、市場的には大成功していった訳ですけども、でも、私個人が求めてたのはそっちじゃなかったなぁって。当時、中~高生だった私は、置いてけぼりにされて、なんかついていけなくなったんですね。ギリやれたのはFF7かな。あれは、ほら、まだ過渡期だったから……うん……。 そういう意味で行くと、私がVP1にドはまりした理由も分かります。あれは、FF7 以降、満たされることのなかった私の「ドット絵とSDキャラとファンタジー」に対する欲求不満を満たしてくれたんですね。しかも、FF6になかったキャラボイスや操作性の爽快感も持たせた上で。そりゃ、ハマるわ。そして、同じようにリアル方向にシフトしていったVP2には飽きちゃった、と。 ……そういえばDQも8、途中で辞めちゃったなぁ。あれも等身が伸びて、なんか違うってなったんですよね……。 で、今、そういうのをやりたいのかと言われると……正直、分からん。 とはいえ、HD-2Dの『LIVE A LIVE』リメイクは楽しめたので、やっぱり、私はそっち側の人間な気がする。少なくとも、3Dリアル路線ではなく、ね。 ……やっぱ、そろそろ、やるか。オクトパストラベラー……! ※7月23日追記 スクエニはある種の「型」を作ってしまったのかもしれない、という話
昔のFFの方が良かったとまでは言わないけど、この頃のFFの画面の方がやっぱ好きだなーとは思う。というより、金出してまでやりたいと思えるのはこっちやなって。 確かに今のFFの方が綺麗だし、精密だとは思うんよ。それは否定せん。けど、手間暇と金かけてまで味わいたいとは思わんのよな。俗な言い方をするなら、そそられない。食欲が湧かない。 ただ、それは私が昔、触ってたからこそだとおもうんよねえ。 今更、言っても詮無いことではあるけど、やはり、愛嬌というか可愛らしさが、かつてのFFにはあった。それは子供騙しという見方もできるかもしれないけど、馬鹿にしちゃいけませんよ。可愛いはエロと同じぐらいに需要がある普遍的要素なのだから。 『ブルアカ』なんかみてると可愛らしさとエロさのバランスが絶妙ですげーって思うもん。エロに重心置いてた『NIKKE』も頑張って可愛い方向を押し出してて、よくやってるなーと思うし。 これは、ちょくちょく思うんだけど、FFはモンスターのリアルさ、グロテスクさと、愛嬌あるSDキャラ達の対比が良かったのであって、そのどっちもリアル方向に行かれると、それはもう別ゲーなんだよね。少なくとも画面的な意味では。今度発売予定のロマサガ2のリメイクにしても、実はそこに不安もあって。 ただ、ロマサガ2は既に散々遊んだから、今度のリメイクはリアル版と割りきって楽しむつもり。でも、それはリアルなロマサガをやりたい訳じゃないのは分かって欲しい。あくまで今回は良いよってだけ。 仮に将来、ロマサガ4がでるなら、それはやっぱ、あの横ドット絵でやりたいと思うよ、私は。サガフロや今回のリメイクみたいなリアル路線と違って。それって普通の話じゃない?
多分、それはドット絵の力であり、同時に技術的制限でもあったのだろうけど、PS以降のハードウェアの技術的進歩にあわせて、あまりにもリアルな方向にデザインを寄らせてしまった結果、新しい層は開拓できたと思うし、それが間違いだったとは思わないんだけど、どんどん古いファンとの解離は酷くなったと思う。うまく、両端を維持できれば良かったと思うんだけど、実際には、そんな上手く行かなかったんだよね。ま、その辺は仕方ない話ではあると思うんですがね。 あと、これは全く関係ない話なんですけど。 やっぱ、セシリディだと思うんですよ。FF4は! セシルとカインがミストドラゴンを倒してしまったので、母親死亡 ↓ セシルとカインがボムの指輪をミストの村に持ち込んでしまったために故郷灰塵 ↓ リディアのイヤボーンで、セシルとカイン離れ離れに ↓ 孤児状態でセシルに保護される。追手のバロン兵からセシルに助けられるリディア ↓ 徐々に心を開くようになるが、途中、リバイアサンによって離れ離れに ↓ 幻獣界で修行を重ねて、立派なレデイに成長 ↓ セシル達の窮地に颯爽登場! 助けに来たよ、お兄ちゃん!! ここまで、美しい流れやっといて、ほんま、ほんま、はーっ(クソデカため息) というか、私がリディアだったら、やっぱ、本命はセシルお兄ちゃんやな……なんていうか色々、因縁あり過ぎて諦めきれん、あの男……奪い取るっきゃねえ、ローザから……! ……私のお母さん殺した癖に、って言ったら……選んでくれるかなぁ?(== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月23日 23時50分31秒
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