|
カテゴリ:こども(2006年)・・・小6,高2
2006年08月11日
娘の通う学校が、今年創立80周年を迎えました。 記念事業のひとつとして、 定期演奏会で「マーラー交響曲第3番」をサントリーホールで演奏するにあたり、 6年生全員が、その中の児童合唱に参加することになりました。 演奏会の数日後には、小学校最後の臨海学校出発を控えての出演ということで、 練習日程も含め、担任の先生方も父母も、もちろん当人達も、 それなりにハードなスケジュールをこなし、 そして当日を迎えました。 サントリーホールの客席に行くことはあっても、 演奏者として舞台に上がるなんてことは、 そうそう滅多にあることではありませんから、 本人達はそれほどはわかっていないのだけれども、 親や先生たちのほうがはるかに緊張しました。 その日、7月○日はよく晴れた日曜日。 私はもちろん薫と二人で行きました。 午前10時頃に集合。 子供達をお弁当ごとあずけ、その後は開場の1時半まで、そのへんをぶらぶら。。。 ランチの予約はしてありましたが、それまでも大分時間がある。 でも、サントリーホール周辺は、日曜日は、みーーんなお休みなんですねぇ。 お茶もできないし、本屋さんで立ち読みも出来ません。 しかたながいので、ランチタイムまで、あてどなく、二人で散歩してました。笑 演奏会は、とてもよかったのです。 子供達は、パイプオルガンに並ぶ席にいるので、 客席からは、ちょうど、舞台の背景にあたる位置に見えます。 歌は、天使の役なのですが、 まさに、天使の歌声でした。 小学生の澄んだ声がこだまして、本当に感動しました。 その中のひとりにうちの子がいて・・・ 美しさと、その不思議さに、涙が止まらず、 舞台が曇って見えません。 見たいのに、涙で見えない。 歌声は容赦なく耳に入ってくるのに、 目が涙でみえないのです。。。。 ほんとに、よかったです。 娘が4才の時から、 娘たちの大切な思い出は、いつも薫がそばで一緒に体験しています。 そうなんです。 子供達の思い出のファイルも、ふたりで共有しているんですね。。。 あのときのあれ・・・と言えば、お互いに何のことかわかる。 大切な、娘達の記憶を、一緒に支えてくれている・・・・ それは彼。 彼は、私の家族。 彼の家族は、私たち。 そういう彼と一緒に聴けた マーラーの歌声は、私の人生の宝物になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.03 21:17:19
[こども(2006年)・・・小6,高2] カテゴリの最新記事
|