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カテゴリ:おでかけ
2006.10.20
六本木の国立新美術館に、オープンの前の「建築ツアー」で訪れた時の記録です。





DSC00403.jpg


※正面より撮影。
一見 魔女の帽子風 の屋根の下の まあるい曇りガラスのお部屋。これは何のお部屋でしょう?
(答えは一番下に。。。♪)






六本木ヒルズの近くにオープンする、国立新美術館


昨日は、その「建築ツアー」というものに、薫と行きました。





「建築ツアー」とは、
美術館として稼働する前の建物を「建造物」として見学するツアーです。
見学する場所は全て写真撮り放題。
薫がどうしても行きたいからというので申し込んだところ、抽選に当たりました。
(薫はいつでも当たるのです)





ツアーでは、こちらにお勤めになる学芸員さんご自身がガイドになり、
まだ空っぽの入れ物でしかないこの建物を案内してくださいます。





DSC00404.jpg





DSC00412.jpg





最先端の設備や、
オブジェ的な屋上庭園や、審査室のような、
オープンしてからでは決して、立ち入ったり、覗くことさえできないような場所も見学し、
今後の内容や活動についてお話を伺い、とても楽しい1時間でした。





DSC00444.jpg


※地下の荷受け作業室。
となりにあるトラックバースでは直接トラックから作品の搬入が行われます。
床は弾力のあるツルツルの床。角にはラバー。ここは作品最優先の場所です。






DSC00421.jpg


※写真は、3Fにある「屋上庭園」。
オープン後は、ガラス越しに見るだけで、今回のように入ることはできません。






黒川紀章さん設計のこの美術館は、
外観は、前面を覆うガラスカーテンウォールが波のようにうねる美しい曲線。





おもての緑がガラス越しにこちらにとけ込んできて、とてもきれい。





建物の周囲には木が植えられ、10年後20年後には、
いつも人々が訪れ、芸術文化のサロン的な、
周囲の森と共生する美術館になっているだろうなと思うと、
夢がふくらみます。





ガラス、木、光、影の織りなすやわらかな空間はお見事でした!
これだけのガラスウォールですから、
近代建築の粋を集めて設計されているのでしょうが、





建物に入ると、非常に日本的な、あくまでも、和の心が息づいているのには
感銘を受けました。





DSC00418.jpg


※3F講堂前の廊下。床も壁も木です。
左ガラス外が屋上庭園。 右にコーンに乗ったレストランへの通路があります。






DSC00432.jpg


※床にはなんと!空調が仕込まれています。上に立つと優しい涼風や温風が・・・♪
これは開けてみたところ。。






国立新美術館は、英語名はTHE NATIONAL ART CENTER,TOKYO。
名は体を表す、その通りで、
こちらは私たちの既成概念にある「美術館」ではありません。





面白いことに、この美術館は、独自のコレクションは持ちません。





アートライブラリー、行動、研修室、
子供から大人までを対象としたアートセンター、
各所がさまざまな目的のために使えるのは、
まるで、「和室」のよう・・・。





ほら、和室は、同じ空間でありながら、その目的や季節に応じて、
いくつにも変化してみせるしなやかな空間ですよね。
ここもそんなかんじなんです。





今まで私の中にあった「美術館」とは全く違う。
建物というよりも、
情報の集積地、そして発信地。
知や美のエネルギーの集合体として、生きているみたいです。





DSC00417.jpg


※大小のコーンの上には、レストランとカフェが・・・。
こちらは小コーンとその上にあるカフェ。
1Fに広くロビーを取るために、逆円錐形のコーン型を編み出しました。






もちろん、10を超える展覧会が同時並行で開催出来る等、機能性の重視。
日射線・紫外線を100%カットする省エネ設計。
高性能の設備を備えた展示室。高い天井。
国内最大級の展示スペースを生かした、
美術館としても世界でも有数の構造を備えているそうです。





DSC00429.jpg


※2F。展示室2Dです。空っぽだと、気が遠くなるような広さです・・・・





さらに、4つのカフェやレストラン、ミュージアムなどがあり、
それらは無料で誰でも気軽に立ち寄れるそうで、
親しみやすく開かれた美術館を目指しているのだそうです。





DSC00407.jpg


※1Fロビー。大コーン下です。





DSC00420.jpg


※2F。大コーンの上にのっかっているレストラン。22時まで営業。楽しみ・・・♪





4つの飲食場所は全てヒラマツ系列で、
一番大きなレストランは閉館後の22時まで開いているので、
静かな間接光にけむる夜の美術館の中でお食事なんて・・・・すごく楽しそう。。
あ~絶対やるわ~。





完成後は、地下鉄乃木坂駅に直結する連絡通路もできるそうなので、
お天気の悪い日でも、傘を駅前の傘立てに置き、快適に美術館に向かうことができます。





DSC00410.jpg


※一番上の画像の答です。
なんと・・・・傘立て!!!「おぉ・・・」と納得。。。






とても気持ちの良い空間でしたので、
是非一度、お訪ねになることを、おすすめします。










※撮影 薫♪




国立新美術館HP












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最終更新日  2008.06.06 05:33:11



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