天使になれない

2006年08月27日









今は猫も杓子もガンダムガンダム・・・
私がファースト見ていた頃にはまだやっとおしめしていたような方達が
今は偉そうにガンダムを語るのを見ると
なんだかとってもおかしいわ。笑


あなたたちは知らないでしょう。
ファーストをやっていた夕方を・・・。
幼児番組の時間帯に、ひとつだけ異質な番組。
それが機動戦士ガンダム。


夕方の頼りなげな時間に、
燃え上が～れ～燃え上が～れ～と
立派な声が響き渡り・・・


私は制服のネクタイをゆるめるのももどかしく、
学生鞄ごとテレビの前に座り込む。


小さい妹がまとわりつくのを
ひとりふたり払いのけ
膝に登ってくる一番ちびっ子を抱き上げ
テレビに釘付け。


まだビデオなんて物は一般家庭にはありません！
セリフも映像もすべて一回こっきり！
全てその場で頭に叩き込む！


そんな見方でしたわね。。。。。。



翌日、学校。
サザンだ聖子ちゃんだ言っている級友の間を抜けて席に着く。
サッと友人数名が寄ってくる。


友人A　　「見た？」
私　　 　　「見たわ！」
友人B　　「私は最初だけ見損なったわ。だって放映時間早すぎるんですもの。
　　　　　　　あんなに早く学校から帰れない・・・」
友人A・私「この軟弱モノ！！」


その頃は、ヒーローヒロインといえば、正当派しかなかった時代。
そこに登場したアムロはじめ悩めるキャラは、
非常に新鮮でしたっけ・・・・。
今はもうそれはステレオタイプですけどね。


そんな時代でしたわね。
ほとんどだぁれもガンダム観てなくて・・・
選ばれた、限られた数名のみが知っていたガンダムでした。



私は当時の彼にガンダムを伝え・・・
彼もまたガンダムに魅了されていき・・・
わたしに、ガンプラを組み立ててプレゼントしてくれたのでした。
（遠い目）



ちなみに私はファーストと∀しかガンダムとしては認めない。（きっぱり）
その間のは全て商業ベースもしくはただのまねっことかオマージュじゃないのさ。（ばっさり）


とか言いつつ、全作観ているわけじゃないんです、ごめんなさい。



ただね、
作っているひとにいいたい。
アムロと一緒に悩み成長した私たちが大人になって
大人になった私たちが見るに耐えうるガンダムは、どうしてでてこないの。
何作目になっても、いっつも必ず、ニキビができて悩むお年頃相手のアニメなんて
もう飽き飽きしたわよ・・・・




なんて、そんなセリフも出てくるほど、
私も年を取ったのね。


そう。
いつのまにか私は、シャアよりも年上になってしまった。。。。
当時は化け物にしか見えなかったキシリアさんに同調できるもんね。（苦笑）


・・・・
・・・・

でもま、
わたし、生理的に宿命的に年下と恋に落ちるから、
シャア年下でもいっか。。。



（う、カテゴリ「年下彼」で書いてるし・・・・＞自分）

↑あんまりなので、後日カテゴリ移動（爆）





★シャアいろいろ・・？★