天使になれない

夏前に、薫が宝くじで一等１００万円を引き当てましたが、
私も昨日、エルメスのバーキン30100万円を
引き寄せてしまいました。





ずっとこのブログに遊びに来て下さっている方はご存じだと思いますが、
バーキンはもう何年も前からあこがれてはいたのですが、、




私には高価すぎましたし、また、十分に持ちこなせるかもわからず、
なかなか手も出せませんでした。
それに、欲しくなったからと言って、





（素材×サイズ×色）＋プライス
　　　　　　　出会い





バーキンは、この公式をクリアしないと、買うことができません。





昨日は、別にエルメスに行く予定もなかったのですが、
先日の新宿デートで、エルメス新宿タカシマヤ店で得た情報を元に、
薫がランチョンマットを見たいというので、
立川伊勢丹のエルメスに行き、担当のSさんに調べていただいたのでした。





結局、購入する4種類の食器と同じシリーズのランチョンマットが全種類揃うわけではないことを知り、購入はあきらめました。





でも薫がケープコッド Wトゥールが欲しい、とか言い出して、見せていただきました。
６や８の数字がシェーヌダンクルになっているところとか教えていただいて、
それが私にはツボで、もうワクワクしちゃいました。











いつも通り楽しくお話させていただいて、そこでふと、私の口をついて出た言葉が
「バーキンのことなんですけれども・・・」と。





何故、そこで言ったのか、私にも、今もってわかりません。
でもあのときは素直に言えてしまったのでした。





そして、好きな革の種類やサイズについてご相談したところ、
受注会でも受け付ける素材・サイズ・色合いともに選べる範囲が決まっているそうですので、
欲しいものは年単位でみつかればいい、という気持ちであることもお話しました。





担当の方が奥で調べて下さると、
サイズと素材でみると、国内のどこかにあるということがわかりましたので、
色など、さらに尋ねられるままに詳しくお話しました。





そのお話では、かなりの時間がかかりました。（気のせいかもしれません。）
そうして、また、担当の方がちょっとお待ち下さい、と。
奥から戻ってくると、その手にはオレンジの箱が乗せられていたのです。















それは、驚いたことに、革の種類も、サイズも、色合いも、
私の理想そのままのバーキンでした！














つまり、このときの問答の、どれかひとつでも違っていたら、
その存在を、私が知ることはなかったのでしょう。





そもそも、私がバーキンを欲しいと思ったちょうどその時に、
そのバーキンがたまたま奥にあったこと・・・・
これがまたすごいことでした。





担当のかたも、長年仕事をしていて、このようなことは初めてだったと仰っていました。
このサイズ、この素材、この色合いでしたら、
もしもこれを店頭に出したら、出した瞬間に売れてなくなってしまうでしょう、
ということも。（もっともだと思います）





バーキンは、出会い、ご縁だ、とはよく聞く言葉でしたが、
昨日は身をもってそれを知りました。





今日は、この不思議ないきさつのみを書きましたが、
明日はもっと詳しく、書きたいと思います。（笑）