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カテゴリ:わたしたちのものがたり<第二章>
今日はNTTの工事の人が3人も来ました。 月曜日、工事の人が一人来たとき 「これは一軒家じゃなくてマンションレベルじゃないですか・・」と言っていたから、大勢呼んだんだろうな。 父は電柱から電線が張る様子が嫌いで、実家は地下を通して線が家に入るようになっている。 35年も昔に建てた家だから、いつか光ファイバーを通すことなんて想定していない造り。 電柱から実家まで30メートルのトンネルを光ファイバーを通したりして、 結構大がかりな工事になった。 父は職人さんの扱いに慣れていて、片時も離れず話しかけ、 何も手伝うことはできないが、あれは、ほぼ一緒に作業しているようなもの。 頃合いを見計らい、母にお茶を淹れさせ、職人さんの輪にどんどん入り込んで行く。 今回、そこに薫も加わっているのが、見ていてなんともおもしろくて(笑) だって、父は薫とだと、細かく説明しなくても話が早いみたいだ。 父の思っていることや要望を的確にくみ取って迅速に処置していく薫。 たぶんこれが、父が若い頃の、父と友人たちとのパターンだったのかな・・・? と想像して見ていた。 だから、母と私は、父と薫がてきぱきと二人でやってくれるので、 ご飯とか掃除とかの女の仕事が出来て助かる。 いつもだと、父は母を呼ぶし、薫は私を呼ぶしで、 自分たちのことはなかなかできないんだものね。 父も母も、私と薫がこの家に加わることで、 全てが動き出すのを感じている。 父も母も、薫をとても気に入っている。まるで、 最初からここにいたみたいだと思っているみたい。 うん、私もそう思うよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.04 23:03:48
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