日々是好日

今時の病院では手術の次の日から歩かされるという話をよく聞きます。

私も熱が出るまではトイレに立った時とかに
ついでに廊下を一周とか少し歩いていたのですが
熱が有る時は看護師さんも何も言わないし
歩いてまた熱が上がってはいけないので
出来るだけ安静にしていました。

熱が下がったら歩かなければいけません。

まだ点滴をしていたので
病棟の廊下を何周も歩いていました。
もう手術の傷は痛まないので
結構なスピードでグルグルと歩きました。

点滴が外れてからは階段にも行かないと…
でも入院して1か月以上階段の上り下りはしていません。
いざ降りようと思ったら…今まで見たいに下りられない(ﾟдﾟ)！

手すりにすがってゆっくりと上がり降り…
2往復位で息も上がって膝も笑う…
しゃがみ込んだら足の力だけでは立ち上がれない
何かにつかまって立ち上がると立ちくらみを起こす…
ダメだこりゃ…

思った以上に筋肉が落ちています…年を実感した瞬間でした。

この頃にはＹ先生とは廊下を歩いている時に出会って

「大丈夫ですか？」
「はい、大丈夫ですよ。」

という会話を交わすようになりました。

退院も近い頃、うどん屋さんに事務手続きを取らないといけなくて
外出許可を貰おうと思ってお願いしました。

「ああ、大丈夫ですよ許可しますよ。」

にこやかにそう言った後、ちょっと真顔になって

「気を付けてくださいね」

と付け加えられて…私は

…何を…？？…

と思ったのですが

「ハイ、お願いします。」

とその場はにこやかに答えました。

なんか…やらかすと思われていたのでしょうね(笑)

先生方的には熱が一番心配みたいで
一応体の中の膿は取り除きましたが少しでも残っていると
体調とかでまたそれが大きくなってしまう事が有るらしいです。

外出願い届をナースステーションに持って行くと
熱が高かったころを知っている看護師さんに

「元気になったね～」

と言われました。ご心配おかけしました。

退院まであと少しです。