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テーマ:日々自然観察(9781)
カテゴリ:田舎暮らし
佐渡で自然放鳥したトキ10羽のうち1羽が死んだということで、残念なことですが、
これが自然の現実、受け入れなくてはいけないことなのでしょう。 飯田高原にトキを呼ぼうという活動があります。 観光のためではなく、見せ物のためでもなく、トキが住めるような自然環境を取り戻し、 その活動を行うことによって、地域づくり、人づくり、町おこしにも繋がるというもの。 昨夜、「くじゅうにひろがるトキの夢」という講演会に出席しました。 講師は「NPO法人九重トキゆめプロジェクト21」の副理事で、日本文理大学の杉浦嘉雄先生。 自然の変化や人の手により、100年前には日本の里山に普通に飛んでいたトキが、 2003年に日本産のトキは佐渡で絶滅。 トキが再び舞うことのできる里山再生は、地域の協力や、企業からの基金援助、 中国との国際交流など通じて現実のものとなりつつあるということです。 現在トキが多く生息、飼育されている中国陝西省洋県の自然環境は 飯田高原と非常に似ているのだそうで、すでに九重町とは交流が行われ、 トキのすめるビオトープづくりなどの活動も行われています。 講演会には「九重ふるさと自然学校」「自然を守る会」などの団体の方や、初めてお会いした 自然観察、無農薬の野菜を作っている方などなど参加されていて、 講演会後の懇親会でいろんな話ができました。みんな飯田高原が好きなんだなあ~って。 トキの研修で佐渡に行った時に撮影したトキの剥製(日本最後のトキ“キン”) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月17日 22時12分08秒
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