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カテゴリ:ひとりごと
小さい頃から書くことは好きでした。
一時期、書く仕事をしていたこともあり、常に「読み手」というものを意識することを経験しました。 言われていたことが「初めて読む人でもそのモノの内容が解るように書く」。難しい言葉を使わずにシンプルに。これ、どんなジャンルの「書き物」にもあてはまるなぁ、と最近つくづく感じます。 もう一つは「文は人なり」。 亡くなった恩師の言葉。 昔、講演会の報告レポートを書いたとき、その会の話がとても素晴らしかった表現を 「私をはじめ、会場は氏の言葉に惹きこまれていった」と書いたら、 「これでは、いかーん!!「私をはじめ」なんていらないよ!!」と一喝。私にとっては神様みたいな先生だったので、ものすごく恐縮していたら、先生は優しく「文は人なり」の話をしてくださいました。 「わかりやすく、シンプルに」 「文は人なり」 この二つが「書く」行為において私が意識していることです。
ブログでは不特定多数の人が、自分の日記に立ち止まってくれたり、スルーしたりと様々な「読む人」がいます。 最近、ブログの在り方についていろいろ思いを巡らしていると、 「文は人なり」を私は最近ひねくれて捉えているなぁ、と実感。 「読み手は私をどう思うか?」という事に囚われすぎています。もちろん、人に不快を与える文章や傷つくことを書いてはいけないけれど、読み手の感想を意識しすぎていたから、書ける時と書けない時があると思いました。 だから、これからは「読み手」を意識しない、という訳ではないけれど、私が今囚われているものを「書く」ということで、紐解いていけるといいな、と思います。
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