カテゴリ:旅行記
18世紀には女帝マリア・テレジアの居城ともなった。 中欧の歴史は、ハプスブルグ帝国を抜きにしては語れず、 ヨーロッパのみならず、世界の歴史を中欧抜きにしては語れない。 というのも、ハプスブルグ帝国は約600年にわたりヨーロッパの文化、政治の頂点にあり、 陸続きのヨーロッパ諸国で、ハプスブルグ帝国の影響を受けていない国を探すのは難しい。 また、第1次世界大戦および第2次世界大戦という歴史を変えたふたつの大きな戦争は、ここ中欧で起きた。 第1次世界大戦は、ハプスブルグ家の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公夫妻がサラエボ(現・ボスニア・ヘルツェゴビナ)で暗殺されたことに発し、 第2次世界大戦はドイツがポーランドに攻め入ったことが導火線になった。 ******************* マリア・テレジアは良妻賢母で知られ、夫を深く愛した。 娘にはフランス王ルイ16世に嫁ぎ、最後はギロチンになった あの有名な ”マリー・アントワネット”がいる。 ハプスブルグ家の家系図は、豪華。 マリア・テレジアの祖先には、スペイン王女ファナ(マルコポーロに航海費用などを出資したイザベラ女王の娘)の夫フィリップ1世美公もいて『実は、私はイザベラ女王、ファナ王女の本などを読んでスペインに興味を持って旅行に行きました。このイザベラ女王の子供達も豪華』 また、マリア・テレジアの子孫の嫁に、宝塚などで公演されるエリザベートがいます。 ********************* ヨーロッパの政略結婚は歴史ですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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