高松塚古墳
(短歌)飛鳥より朽ちずに残る石室の色艶めいて誰に語らん今年もお仕事忙し過ぎる毎日を過ごして、ネットの皆さんには不義理したままで居ますが、おかげ様で健康面では元気です(*^^)v去年は立山の雄山に登りたい一心で、健康管理に注意しながら春の健康診断で数値が悪かった所を改善する為に食事管理にも気をつけて、寝る時間も増やして・・・昨年後半は一日の歩数計も平均で13,000歩ほどでした。その結果も気になってたので12月に病院で血液検査を受けてたのですが、先日検査結果を見せてもらって驚いたのでは、遺伝性のモノで加齢と共に上昇してると指摘されてたコレステロール値と中性脂肪が、両方とも数値にして20程下がってました。貧血気味だった事も改善されてたし、内臓的には今んとこ問題は無さそうです。以前にも書きましたが、保護者さんが癌になってしまったので、妻としての責任みたいなのを強く感じて、自分では比較的ちゃんとしてると思ってた食事や料理も、嫌になってたりして(汗)一年ぐらいは放置してたんやけど、やはり自分の身体が動ける間は元気に居れる時間を少しでも長く確保していたいし、お仕事もしながら写真撮影も続けたいとの思いから、昨年は頑張ってみました。お仕事は忙し過ぎますが、健康で元気に今年も色んな所へ写真撮影に行きたいと思ってる私です。で、昨日は久しぶりにのんびりと「飛鳥」でも撮り歩こうかな?と思い、近鉄電車に乗って飛鳥方面に向かう電車に乗りこんだら・・・うん?人が多すぎる?(^_^;)なんで?・・・実は私は全然知らなかったのですが、数日前からテレビやニュースで小山田遺跡が話題になってたのですね(汗)テレビをあんまり見ないので全く知らずに居たアホな私(苦笑)この日曜日は5000人以上の人が小山田遺跡公開説明会?に押し寄せたそうです。私はいつも通りに飛鳥で降りて、テクテク歩きはじめたんですが、高松塚古墳も公開されてるのを駅近くの告知で見て、当日受付オッケーらしいので、それならと行ってみました。小山田遺跡にどーっと人が押し寄せてるおかげで?高松塚古墳壁画修理作業室公開の方は比較的空いてました。16人ずつの班でガラス越しでしたけど、昭和47年に発見された時には大きな話題になり、その後もカビが生えたとか(汗)保存に関して問題点も指摘されてた高松塚古墳の壁画を初めて見ました。5年前からカビを除去しながらの修復作業が進んでます。残り5年ほどで修理と科学分析は終了するそうですが、その後具体的に何処でどうやって保存するのかは現時点では未定だそうです。一番有名な「飛鳥美人」の名で知られてる女子群像の姿も素敵でしたが、私は東壁の男子群像で左端に居る男性が太刀を収めたと思われる赤色の包みを方に掛け、その隣の男性と会話してるらしき?その姿がとても美しいと感じました。他にも玄武も比較的解りやすかったかな。昭和47年と云えば、私は中学生でした。それから数年後に高校に入り、夜学に通いながらお仕事していたんですよね。そっかぁ、あれから、ず~っと働いてるんやぁ!(苦笑)テレビで見たか?学校で知ったのか?記憶は定かではありませんが、奈良・飛鳥時代に興味を持ったきっかけの一つに高松塚古墳の壁画がありました。物部守屋・聖徳太子・持統天皇・天智天皇・蘇我入鹿・今見ると、此処で大きな出来事があって、此処で都があって、大化改新の舞台になった場所、こんなに小さい場所で?と思うほどにこじんまりとした飛鳥。どんな風が吹いてたのか?どんな空気が漂ってたのか?可能ならタイムマシンに乗って見てみたい私。高松塚古墳の壁画に使用されてるのは凝灰岩だそうで、近くの二上山から運ばれて来て、石室ように切りとられ組み立てられて、その中に人が入って内面に厚さ数ミリメートルの漆喰の上に描かれたんですって。中に眠ってる人物については諸説ありますが、現在は不明のまま。まだまだ飛鳥人はその全容を私達には見せてくれへんらしい。それにしても昨日も良く歩きました。高松塚古墳から橘寺や川原寺辺りをウロウロとしながら、最後に夜の高松塚から飛鳥駅方向を撮影して帰宅。万歩計は30756歩・20キロほど歩いた計算になります。今年は奈良方面の撮影にも力を入れたいと考えてます。