北タイの国から（北タイの家族）

先日、息子（5歳）の学校で運動会があった。
学校側は朝7時集合という通達を出していたが、うちの総統閣下（家内）曰く、
「子供にそんな早起きさせてどうするんだ！8時に会場に行けば十分だ！」と
エキサイト気味にまくし立てていた。
私は”遅れて行って、もし子供の競技に間に合わなかったらどうするのかな”と
多少心配気味で会場に向かったが、むしろ我々は早い方で、
堂々と8時半過ぎにくる親子が殆どだった。
運動会は700年記念競技場という場所で開催された。
幼年部から小等部、中等部、高等部の合同で行なわれた。
この学校はトルコ人がオーナーであるが、
他のマンモス学校と違って生徒人数を制限しており、
一クラス20人に担任が3人付く。（マンモス校は60人に一人など）
この環境を総統閣下（家内）が気に入り、息子を入学させた。
生徒はハロウィーンパーティーのような格好をパレード行進。
練り歩きながら運動会が開催される屋内運動場に進んだ。
タイの運動会というのは”キラースィー”といって
色でグループ分けし開催されるものが多い。
今回の運動会も「黄色」「水色」「緑」「オレンジ」の
4色のグループが競いあった。
オレンジグループの格好と表現する物がなぜか”エジプト””ピラミッド””スフィンクス”だった。
息子は自転車競走リレーに参加し、一位になり
見事金メダルを取った。
表彰台に上がって校長先生からメダルをかけてもらい
非常に喜んだ。
親はみなビデオカメラやデジカメを持って
子供の撮影に大忙し。
タイも日本も同じである。
私は総統閣下（家内）が席を外している間に
高等部などのかわいい女の子の写真を撮ろうと企んだが、
シャッターを切ろうとした瞬間
席を外したはずの総統閣下（家内）が隣にいることに気づき、
すばやく息子の方にレンズを向け、
危機を回避した。
＊写真は危険を犯しながら命がけで撮影したクレオパトラとスフィンクス


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