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北タイの国から(北タイの家族)

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2007.01.05
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テーマ:海外生活(7774)
年末休みを利用し、家族4人で「チェンマイナイトサファリ」に行ってきた。
場所は前回行った「園芸博覧会」の真隣だ。
 総統閣下(家内):「タイ人価格でチケット買うてくるけ、
             お父ちゃんはここでちょっと待っとれ!」

チケットを購入し、いざ館内へ!
建物が意外にデラックスでゴージャスなのでビックリした。
観覧専用カーで周るらしく、専用カーの順番をみんなで待った。
私たちの番号は1200番だった。
当日は合計で6,000人の入場者があったと言っていた。

順番が来るまで、池で行なわれている「レーザーショー」を見ていた。
レーザーショーは30分間隔で上演される。
噴水をスクリーンにして映像とPCコントロールによるレーザーグラフィック、
音に合わせて動く噴水という本格的なレーザーショーに
”金が掛かっている設備だな!”と思った。

順番が来るまでまだ時間がありそうだ。
 総統閣下:「ちょっと食べ物買いに行ってくるから、
       いまワシらが座っていた場所を他の者に渡さんよう
       よう見張っとれ!お父ちゃんおねがいね!」
  Kazak  :「わかりました。」

とは、言ったものの
指定席でも何でもない普通のベンチで
しかも3人分の座る場所を確保することは容易ではない。
たくましいタイ人に対し、
とねじ伏せる自信は私にはない。
案の定、タイ人が隣に座ってきた。
  Kazak : 「あのう、ここ座っている人がいるので空いていないんですけど」
  タイ人客: 「ああ大丈夫大丈夫。すぐに立って離れるから。」

と、言って座り、いっこうに離れず座っている。
そのとき総統閣下とやかましい息子の声が聞こえてきた。
  総統閣下 :「お父ちゃん!!ワシらの座る場所はどこやねん!
         何でよその人が座っとるんじゃい?」
  Kazak  : 「いや、すぐに離れるからって言ったんで、、」
  総統閣下 : 「すぐに離れる言うて、まだ堂々とリラックスして
          座っとるやないけえ!もうええわい!
          もうすぐ車の順番が来ると思うから
          ワシらその辺うろうろしとる。
          おまえ一人で座っとれ!」
  Kazak   : 「了解いたしました!」


車の順番がようやっと来た!いよいよ出発!!
車はオープンスタイルになっているため、
ライオンなどの猛獣の近くに行ったら怖いなと思ったが、
猛獣のエリアは道路には来れないようになっていた。
おとなしい動物は車の付近まで近づいていた。

各車には案内アナウンス係りがいた。
各動物の看板の前に止まると
照明が照らされ、係りの説明が始まる。
  総統閣下 : 「動物どこにおんねん?オっ、いたいた!」
  案内係り  : 「猛獣が興奮するといけないのでフラッシュ撮影は
           絶対に行なわないでください。」

となりに座っているオジサンが案内係りの注意もかえりみず、
フラッシュばんばん使って撮影していた。
   総統閣下 : 「このオッサン猛獣っちゅうもんがどんなに獰猛か
             よう判っとらんようやな!
             ワシが子供んときは田舎に虎がおった。
             虎に乗っかって遊んだこともある。(事実です)
             しかし猛獣はホンマ恐ろしい。
             このオッサンに猛獣の恐ろしさを判らせる為に
             いっちょ車から落としたろか!!」

と、そのオジサンに総統閣下が話しかけようとした。
   Kazak :  「ちょっとほっときましょうよ。
           せっかく来たんだから静かに
           動物の生態を見学しましょうよ。」


後半の象さんはエレファントファームの”象の穴”で鍛えられた象なのか、
頭と鼻をかわいらしげに振って観客に挨拶していた。

昼に動物園を見ても、はっきり存在場所が判る為ワクワク感は無いが、
ナイトサファリは、何か釣りか獲物探しに似た雰囲気で、
”おっ、あそこにいたぞ!”と動物を探す楽しみがあると感じた。
今回冬場でちょっと寒かったが、
暖かくなったら又行ってみたい。
そのときはベンチに座ってビールでも飲みながら
ゆっくりレーザーショーでも見たいところだ。

*写真はオーストラリア公演時に
 カンガルーに餌を与える、優しさ溢れる総統閣下(家内)のワンショット

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Last updated  2007.01.05 19:49:14
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