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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:総統閣下タイ国内武勇伝
チェンマイ戻り便機内での出来事。 総統閣下(家内)は外見によらず乗り物に弱い。 バンコク行き便では席が超満席で余裕一切無かったため 一番後ろの席に座った。 乗り物酔いが発症し、嘔吐していた。 そのためチェンマイ戻り便では ”力ずくでも前の席をゲットせよ!!” という指令が出ていた。 チェックインカウンターでの会話 総統閣下:「私、乗り物酔いが酷いんです。 バンコクに来るときは気持ち悪くなっちゃったの。 だから前の席を御願いね!」 タイ航空:「御客様すみません。前の方の席はあいにく満席で、 お二人バラバラの席になりますけど。。」 総統閣下:「おっ、そんならええわ。しゃあない。 別々の席やとお父ちゃんに色々指図すんの面倒やから 後ろの席でええわい!」 タイ航空:「かしこまりました。」 止むを得ず、来るときと同じ後ろの席に座ることになった。 ボーディング時間になり、機内に入った。 あれっ?私と総統閣下の席が別の場所になっている。 タイ航空担当者が見事に間違えたのだ!! 総統閣下:「あのアマ、どこに耳つけとんや!!」 私は戦々恐々とし、慌てふためいた。 又武勇伝がここで、しかも搭乗機内で繰り広げられるのではないかと 一抹の不安が脳内をよぎった。 私の席は丁度スクリーンの前の通路から一つ内側の席、 総統閣下の席はそのもっと後ろでしかも窮屈な真中の席。 Kazak :「それでは私が後ろの席に座りますから、 このスクリーン前席にお座りください。」 そのとき総統閣下の目が一瞬きらっと光った。 私はいやな予感がした。 総統閣下:「ワシにいい考えがある。まかしときい!!」 総統閣下はスクリーン前の通路側席に座っているタイ人男性に焦点を当てた。 総統閣下:「すみません。私乗り物酔いが酷いんです。 それで前の席に座りたいんですけど、 あいにく主人と席がバラバラになってしまって。。 できたらお席かわって頂けると嬉しいんですけど」 タイ人男性:「あっ、わ、わかりました。どうぞ、どうぞ。」 あまりの急転直下の展開に私は息をするのも忘れてしまうくらいだった。 見事、総統閣下は前の席、しかも通路側をゲットしたのだった!! そして席を失ったかわいそうなタイ人男性は 肩を落としながら窮屈な真中の席に向かっていった。。。 *写真はアメリカ遠征時Six Flagsでの総統閣下ワンショット。 クリック有難うございます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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