北タイの国から（北タイの家族）

先日、二重国籍子女の言語教育に関するセミナーに参加した。
このセミナーによって得た情報は、
「母国語（タイ語）をきちっと学習しない限り
　他国語（英語orタイ語）を使った学習をさせても
　セミリンガル（タイ語も日本語も中途半端（アンルイス状態））
　になってしまう。」ことだ。
非常に参考になった。
日本でも海外でも英語や外国語が達者な人は
決して全員が幼年時から外国語を勉強していたわけではない。
語学（会話＆読み書き）のシステムを習得しない限り
外国語を無理やり詰め込んでも
子供に負担が掛かるばかりだ。

今日は、久々近くの住宅街のプールに行き、
軽い全身運動を家族で楽しんだ。
泳いだ後、サウナで汗を流していた時
息子（5歳）もサウナに入ってきた。
息子と父親男二人で
なぜか”オヤジ会話”の雰囲気になった。
　　　　　息子：「お父さん、お母さんって今何歳なの？」
ストレートに回答する踏ん切りがつかず、
　　　　　　　　　Kazak：「ううんん。。。お母さんに直接聞いてみれば？」
と答えた。
正直な息子は女性用のサウナに入っている
総統閣下（家内）に質問を浴びせた！！
　　　息子：「お母さん、お母さんは今何歳なの？」
　　　総統閣下：「えっ。。２、24歳よ」
質問を総統閣下に浴びせた息子が男性用サウナに戻ってきた。
　　　息子：「お父さん、お母さんは”24歳”って言ってたよ！」
私は鼻から牛乳が吹き出る思いで息子の言葉を聞いた！
　　　　　　Kazak：「ちょっと、ちょっとちょっと何か違うものを
　　　　　　　　　　　お父さんは感じるんだけど。
　　　　　　　　　　　悪いんだけど、もう一度勇気を出して
　　　　　　　　　　　お母さんに質問を浴びせてくれないかな？」

？マークが体全身から発散している息子が
勇気を振り絞りながら
再度総統閣下のいる女性用サウナに挑んでいった！！
　　　　息子：「お母さん、もう一度聞くけど、
　　　　　　　　　　お母さんは今何歳なの」
　　　　　
その瞬間、距離が離れている男性用サウナにも達する
恐ろしいばかりの閃光と激震が走った！！！！
　　　　　総統閣下：「このガキワレコラ！！何べん言わせんじゃい！！
　　　　　　　　　　　24歳だっちゅうのが判らんかのか！！！！
　　　　　　　　　　　以後言動に注意せえええ！！！！」
息子が泣きながら男性用サウナに走ってきた。
　　　　　　息子：「お父さん、もう勘弁して。
　　　　　　　　　　　　お母さんはホラー映画の形相で
　　　　　　　　　　　　僕を、僕を。。。。」

可愛そうな息子。。。
幼い息子に過酷な任務を任せてしまい
自責の念に悩むKazakであった。
由美かおるや十朱幸代のような
年齢不詳タイプの方（総統閣下）に
年齢を聞くことがいかに野暮なことか
あらためて痛感したひと時であった。
（ちなみに総統閣下は小職より年上の”虎年”です！！）


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