北タイの国から（北タイの家族）

先日、総統閣下（家内）と焼肉屋に行った。
そのときの出来事をご紹介しよう。

某デパート内での買い物の最中、
昼食は何にしようかと
総統閣下にお伺いを立てた。

　総統閣下：「いつもの店じゃなくて
　　　　　　　たまには違う所も試してみる？」
　　Kazak:「じゃあ、この焼肉屋さんはどうかな。
　　　　　　あっ、ごめんなさい！！
　　　　　　お母さん牛肉食べれないんだよね」

総統閣下は牛肉が一切を口にしない。
スープだしに使われていても駄目だ。

　　総統閣下：「いいのよ　お父さん。
　　　　　　　　わたしは麺類か何か食べるから。
　　　　　　　　お父さんの食べたいものを食べましょう！
　　　　　　　　オホホホホホー」


総統閣下はこう見えても
困るくらいに人に気を使う。
また、それが逆に重圧になり恐怖なのだが。。。

ということで、
昼食は焼肉屋に決定した。

キムチやら漬物やらが色々出てきて
総統閣下は嬉しそうに食べていた。
Kazakも牛カルビを食べた。

　　総統閣下：「じゃあ、わたしはこの冷麺を御願いしようかな。
　　　　　　　　おにいさん、この冷麺には牛肉は入っていないわよね？」
　　　　店員：「はい、入っておりません。」

そして、総統閣下が頼んだ冷麺が来た。
何と、冷麺の中央には
輝きを伴った牛肉が存在感満点に乗っかっていた。
その瞬間、
超ド級の閃光がけたたましく唸った！！

　　総統閣下：「ワレえええ！！なめとんのか！！
　　　　　　　　牛肉一切入っておらん言うたやろが！
　　　　　　　　堂々と真中におんのは何や？
　　　　　　　　えっ！何なんやこれは！」
　　　店員：「も、もうしわけございません！！
　　　　　　　それではお肉は旦那さんのドンブリへ
　　　　　　　移動していただいて、
　　　　　　　スープは果物で作ったスープですから
　　　　　　　まったく問題ございま。。。。。」
　　総統閣下：「ワレー！！脳みそが腸捻転しとんのかあ！！
　　　　　　　　どこの世界に
　　　　　　　　冷麺スープのダシを果物で作る店があるねん！！
　　　　　　　　もうええわ、閃光浴びせる馬力も失せてきたわ。
　　　　　　　　おーっ、チェックビン（勘定）や！！
　　　　　　　　早よう、早ようせえやああああー！！」

タイでは
このような軽いトラブルが起きた際
口からデマカセで
適当なネタでごまかすことが良く有るが
店員さんは
ごまかす相手を間違えたようです。。。。

＊写真はラスベガスのカジノ店前で虎視眈々と一攫千金を狙う総統閣下


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