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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:総統閣下タイ国内武勇伝
仕事も含めた付き合いなどで 帰宅が遅くなることはサラリーマンの宿命と言えよう。 総統閣下(家内)はその辺の事情を理解はしているが そのときの本人の気性変化状況により 事情を度返しした対応を 私に対して起こすことがある。 ある日の出来事をお話しよう。 ある晩、お世話になっている方と食事をした。 私の大好きな川沿いのレストランに行った。 ベストなセレクションの洋楽生バンドライブパブ。 川沿いの洒落たたたずまい。 おいしい生ビールとタイ料理。 しかもリーズナブルな値段。 私の行き付けの店のひとつだ。 歓談の中、雰囲気も盛り上がり 軽くカラオケでも行ってみようか ということになった。 帰宅時間は午前12時をまわっていた。 今日は外で外食する許可を 事前に総統閣下から得ていたが、 ちょっと帰宅時間が遅くなったかなと 一抹の不安と心配感が 微妙に心奥底に発生していた。 総統閣下:「おかえりなさい。今日はどこに行っていたの」 なんとなく魔が差し カラオケに行ったことをいい辛い気持ちになっていた。 Kazak:「あっ、え、えーと、リバーサイド食事してました。 そしたら話が盛り上がっちゃってもう、 気がついたらこんな時間になっちゃって。。」 総統閣下:「あらそう。朝会社早いんだから あまり遅くまで飲んでいちゃだめですよ。」 何とかうまく切り抜けた!! 私の説明を理解してくれたようだ。 そそくさとシャワーを浴び 早々に床に就いた。 zzzzzzz。。。。。 な、何か様子が変だ。 何者かが部屋の中にいる気配がする。 誰かがソファーに座っている。 目だけが爛々と光っている!! Kazak:「す、すわっー!!!」 部屋の明かりを点けた。 正体は総統閣下だった!! Kazak:「お、おかあさん、どうして寝ないの? もう遅いからベットに、、、」 と、その瞬間 魑魅魍魎奇奇怪怪な雄叫びを放ちながら いまだかつて見たこともない 地獄絵巻のような閃光が 寝室一杯に轟き渡った!!!!! 総統閣下:「ワレコラー!!何が”どうして寝ないの?”じゃあー!! ワレこそ良くのうのうと寝ておれんな! 今晩どこに行ってきたか もういっぺん言ってみい!!」 うっ、一瞬バレたかなと思いきや ここで簡単に白状するのも 潔くない(何のこっちゃ?)ので 先ほど説明したアリバイを繰り返した。 Kazak:「お、おかあさん、だからリバーサイドで食事を、、」 総統閣下:「ワレコラー!!もうネタは上がってんねん!! 正直に白状せえ!!」 よせばいいのに まだ強気の姿勢を崩さず、 Kazak:「だからリバーサイドに行ったって、、、」 総統閣下:「嘘をつくなー!!!! テ○カラに行っとったなワレ!!」 Kazak:「テ○カラ?、ピンカラ兄弟なら知ってるけど。。」 総統閣下:「洒落を言う余裕がまだあるんかコラ!! ワレも往生際が悪いやっちゃな!! ほんなら何やこのレシートは? あー?言うてみい!!」 くわーっ!! 何と総統閣下は 私の財布からレシートを探り当てていた!! 禁じ手を使ってまで 真相を突き止めようとしていたのだ。 総統閣下:「ワレが何か都合が悪く様子がおかしい時は ワシにはすぐわかるんや。すぐバレる。 別に帰りが遅くなっても 理由が明確になっていれば ワシは何も言わん。 そのかわり、コシャクな嘘は絶対に許さん!! そのへんを良く肝に銘じておけ!! わかりましたか?おとうさん」 騒動が落着し 真相を突き止めた満足感のせいか 総統閣下はイビキをかきながら 熟睡していた。 総統閣下のモサドCIA並みの洞察力と情報収集力 それに任侠顔負けの脅しと事情聴取の迫力に Kazakは文字通り 一睡もできず 目を真っ赤にして 翌朝会社へ出勤したのであった。。。 *写真は総統閣下USAツアー時ダラス公演会場教会前でのショット!! クリック有難うございます!! *トップの「北タイの家族」バナーをクリックすると 総統閣下キャンドルダンス動画が見れます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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