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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:総統閣下タイ国内武勇伝
夕食を家でタイスキにするという命令が総統閣下から下された。 夕方、閣下がたくさんの食材を買ってスーパーから帰ってきた。 総統閣下:「いやあ、暑い暑い疲れたわ。 今晩はおいしいタイスキを作るわよ。 みんな楽しみにしていてね!オホオオホホー」 ハートマーク満面の笑みを浮かべたのもつかの間、、 冷蔵庫を開けた閣下の表情が変わった!! 総統閣下:「オーッ、なんじゃー!! エビが入っとらんやないけー!! 在庫が無いなら何で言わんのやー!! エビが有ってのタイスキやないかい。。。」 何で言わんのやって、 ”己が勝手にタイスキに決めたんやないかい!”と 文句のひとつでも言いたいところだが あまりの閣下の形相に 顔面が凍り付いてしまい 心の中でそーっと呟く。。。 総統閣下:「お父ちゃん、息子 急いでエビを買うて来い!! 軍資金の150バーツや。 買いすぎても少なすぎてもアカンぞ!! ええか、あんじょう頼んまっせ!!」 えらい中途半端な軍資金だなと 多少の疑問を抱きながら 指令を受けたKazakは 暴れん坊息子と一緒に 近くのスーパーへ向かった。 息子:「お父ちゃん、ここがエビ売り場だよ。 このビニール袋にエビを入れるんだよ。 このくらいでいいかな?」 1キロ215バーツと表示してある。 1キロは多いし、500gは少ない。 活きのよさそうなエビを選びながら 丁度良いくらいの量を袋に詰めた。 Kazak:「おーそうだね。こんなもんだね。」 エビを乗せた計量はかりから 値札ステッカーが印刷された。 Kazak:「154バーツ。あっ!」 所持金は閣下から渡された軍資金150バーツだけだったことに気が付いた。 4バーツ足りない。 今から家に帰って4バーツ取りに行っても 閣下から猛烈な閃光を浴びせられるのでは 身体がもたない。 Kazak:「そうだ!! 車の中に駐車料金用の小銭があったはずだ!!」 エビを店員に預け Kazakと息子は駐車場へ走った! しかし、思惑は見事に外れ 車のなかには1バーツの小銭も無かった。 Kazak:「いやあ困ったな。。。おっ、そうか息子!!」 息子のズボンに無数のポケットが付いていた。 息子がよくポケットに 小銭じゃらじゃら忍ばせて 遊んでいたことを思い出した!! あっ、有った!!!! 息子のポケットに10バーツが入っていた!! 息子:「お父ちゃん、良かったね!!」 達成感に満ち足りた表情をした二人は エビが入った袋を家に持ち帰った。 Kazak:「お母さん、ちゃんと指令どおりに エビを買ってきましたよ、。。。。。」 と、そのとき信じがたい光景を Kazakは目の当たりにしたのだった。 総統閣下:「あらごめんなさい! あったのよ。エビがちゃんと冷蔵庫に。 昨日買っておいたのを忘れたわ。 まあ、買ってきてくれたエビちゃんは 焼いて食べればいいわよね。 オオオオホホー」 *総統閣下:「喰えええー!!喰わんかあーー!!」 タイ専門 クリック有難うございます!! *トップの「北タイの家族」バナーをクリックすると 総統閣下キャンドルダンス動画が見れます!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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