|
カテゴリ:お母さんお父さんへ
最近1学期の中間試験がない中学校が増えた。
したがって、6月末の試験が中1にとって始めて の定期試験になる。本人も保護者もどの程度の 実力なのか心配な状態がしばらく続く。現時点では 中1は、きちんと学習に取り組んでいるので、理解 はできている。内容レベルも量も頑張れば全員が 十分に出来るものだ。 これからの課題は、ずばり完成度だ。単語も覚えた。 正負の数も出来るようになった。国語も社会も理科も 演習も終わり出来る様になった。この時点で終わったと 集中力が途端に落ちるものがいる。もちろんここまでの 頑張りすら出来ない者に比べれば、褒めてやりたいが、 実は、この先の繰り返しによる完成度が最重要なのだ。 小学校のとき掛け算九九は、一通り覚えた後も繰り返し 完璧を目指して完全定着を図って指導する。それを 大体覚えたレベルの完成度が低い状態で割り算、通分 約分、公倍数、公約数と進んで行くと理解と習熟度が 上がっていかない。つまり中学での学習は、高校での 学習の基盤であって理解だけでなく完成度が重要だ。 子供たちに、「どれくらい出来た。」と質問したとき、 「大体できた。」こんな返事の子は、80点くらいが 限界だ。ミスや、勘違いで点数を落とす。しかし回りに 比べて比較的よいほうだと自己満足する。でも、中学 1年生の時点では、80点はかなり心配なのだ。90点 出来れば、100点に近い点数を目指して欲しい。 結果としてそんな点数でなくても意識は100点を 目指して欲しい。中1でそんな意識を持つこと、 持たせられるかが1学期の最大の課題だ。 「どれくらい出来た。」と質問したときに 「20問中3題間違いました。次は満点取ります。」 こんな返事が出来る中学生になるのだ。回りとの 比較ではなく、自分の目標を定めた自立した学習の 出来る中学生になるのだ。学習した内容から出題される 定期試験では、100点が当たり前だ。そんな心意気を もって定期試験に臨んで欲しい。君たちがそれを本気で 望めば、十分に可能だ。 期末試験に向けて、ベストを尽くすぞ。 目指せ、500点満点 よかったら、クリックをお願いします。 →人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月03日 11時28分20秒
コメント(0) | コメントを書く
[お母さんお父さんへ] カテゴリの最新記事
|
|