風になって・・・・

｢が･･･｣なのは､
また来月1日から入院が決まっているからです｡


主人の状態を改善する注射は､
保険を使うと､
1ヶ月に3本しか使えないと言う制限があって､

今月3本打ってしまったので､
月が変わらないと打てないんだとか｡


｢自費なら打てますが･･･｣
とは言われましたが､


その注射だけが自費じゃなく､
今回の入院した分全てが自費になる､と言われ､


そんなの一体いくらになるの～！


で､諦めて来月再入院して打つ事に｡


治療に必要なのに､誰がこんな制限考えたんだろう｡

まさか､遥か遥か昔に決めた事じゃないよねぇ～


少し前までは､自費と保険を併用出来たのに､
患者に不利な制度に変わっちゃってさ､

病人がいる家庭としては､
不満と不安でいっぱいだよ～｡



主人の病気は､
今の医学では治せない肝臓の病気､肝硬変です｡


一時､血液製剤の薬害で騒がれたあの病気です｡


主人の場合､
肝炎が悪化して肝硬変まで進んでしまっているので､
治る見込みはｾﾞﾛです｡

辛いけど､現実です｡

その上､黄疸や腹水､下血や吐血で､
年に何度も入退院を繰り返しています｡


肝硬変初期だと､ｶﾞﾝになる可能性が高いのですが､

主人の場合は､
肝臓の繊維化が進んでいて萎縮していて､
臓器に血液が回らないので､なり難いらしい｡

ｶﾞﾝにならないって事は､
肝臓の機能が徐々に衰え､今の症状が酷くなり､
使ってる薬も効かなくなり､

肝不全､もしくは合併症を併発､そして｡｡｡｡｡



そんな辛く苦しい日々を生きなくてはいけない主人も､
その姿を見ることしか出来ない私も､

深く考えると落ち込むので、
先の事は考えず､今を大切にしています｡


日々主人の体調には神経ピリピリですが､
今まで通り、明るく天然ﾎﾞｹで､
ﾜｶﾞﾏﾏ言いながら､過ごしています｡


主人も私以上に考える所があると思うんですが､

B型そのままの､
自由奔放､回りを振り回しながら過ごしています｡


先を真剣に考えると､
不安と寂しさしかなく､
泣いてばかりの時もありました｡


でも､泣いて過ごしても笑って過ごしても､
同じ時間しか一緒に居られないんですよね｡

そう思ったら､
残された時間を笑顔で過ごしたい､と｡


きっと主人も同じ考えだと思うんです｡



残された時間がどれだけあるか分からないけど、

主人が気負う事なく、
穏やかな時間を過ごせるように、
私も子供達も自然体で頑張っています。



こんな重た～～い内容は今回限りです。

何時もの、
潤君ボケ母さんに戻りま～す( '∇^*)^☆