テーマ:競馬全般(7419)
カテゴリ:競馬の話
1998年9月27日(10年前の今日)、日本中を沸かせた名馬が病に散った。
シャドーロールの怪物、3冠馬ナリタブライアン。 たった2世代の子供を残し、胃破裂という壮絶な最期を遂げた。 残された彼の子供達は期待されながらも残念ながら父の成績には程遠く、 父系で彼の後継となるものはついに現れなかった。 それでも人々の記憶に鮮烈だった彼の走りを、ディープインパクトという存在が かき消していった。 恐らく今最強馬はと問われれば、多くの人がディープの名をあげることだろう。 時の流れというものは新しいものを産み、古きものは記憶の底に沈む。 そして、残酷な知らせは忘れた頃に届くものだ。 ナリタブライアン記念館30日に閉館(スポニチ) 一度は行ってみたかった。 と、今更後悔したところで始まらないのだが。 私はブライアンの大ファンだった。 そして今もその気持ちは変わらない。 ただ、ここ数年彼の命日をすっかり忘れていた。 最強馬はと問われれば、私もディープだと迷わず答えるに違いない。 それが年月のなせる業なのかと聞かれたら、そうなのかもしれない。 ただ、彼の走るレースでのあのドキドキワクワクした思いとか、 彼が亡くなった時の衝撃とかは、ずっと忘れないだろうと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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